メタルサーガ

 飲み会のため、電車に乗ったのが10時過ぎ。自転車飛ばして、予約していた店に走る。
 11時の閉店10分前に到着して、何とか購入。普通の販売は1本も残ってなかった。前日に予約して正解だったなあ。
 帰宅後、風呂入ってから立ち上げる。
 HDDに対応しているらしいのでインストールを開始。時間かかりそうだから、アニマックス見てたら聖闘士聖矢冥王ハーデス十二宮編してたので見る。アテナの死ぬ話だった。十二宮編の最終回かと思ったが、次で終わりみたい。
 ゲーム始めた印象は、見た目のしょぼさ。ポリゴンキャラがしょぼい。FF7のポリゴンをちょっと進化させたようなポリゴンだ。腐ってもPS2だから、それなりに見れるけど、でもPS級といってもいい画面。
 操作性は悪くないが、コマンド画面表示のレスポンスがいまいち悪い。HDDにインストールしたおかげか、戦闘への切換えはそこそこ早い、HDDなしなら遅いかも。
 この程度のグラフィックにどこで時間食うのか疑問を覚えるが、もう純粋に技術の差なんだろうな。スクエニとかなんかはこの辺の技術溜め込んでるけど、多分Sonyから入手するPS2の製作ツールとかにはこの辺の技術について書いてないんじゃないかと疑問に思う。DQ8なんてロード時間かなり短かったし。
 ハード進化はゲーム業界を衰退させると俺は常々思っている。理由は簡単、アイデアだけは持ってる小規模開発メーカーが一定水準以上のマシン性能を発揮させてゲームを造ることが出来ないからだ。FC、SFCが簡単とは言わない。が、ポリゴンなんか使うよりはよっぽど楽に作れるんじゃないかと思う。
 恐らく、この手のしょぼいメーカーにゲーム作らせたら、FC級の画面でも結局ロード発生するんじゃないかとおもってしまう。
 ハードが進化すると、結局、それをきっちり開発できる資金に余裕のあるメーカーしかゲーム作れなくなるんじゃないかとすら思う。少なくとも、開発費が数億は軽く行く。
 まあ、そういう救済って訳じゃないが、そういうアイデアのみで勝負するなら、GBAという機種が残っているんだが。
 最近のゲームがつまんないのは、技術があるメーカーしかまともなゲームが作れず、アイデアだけでゲーム作ろうと思えないハードスペックの高さも原因じゃないかなあと思えるのだ。
 さて、メタルサーガに話を戻す。
 見た目しょぼいし、操作性部分にいまいち不満を覚えるが、その世界観といい雰囲気と言い、まさにメタルマックス。メーカー代わったせいで、雑誌あたりには続編扱いされてるのかどうかすら疑問だが、やってみれば続編だと丸わかり。ボスの音楽は昔のアレンジだし、ドクターミンチとか普通に出てくるし。
 最初の戦車は結局バギー。メタルマックスでは軽戦車だったとおもうんだが、2とこれはバギーか。伝統ってほど続いてるわけじゃないけど。
 バギーとって最初の賞金首倒すのは、まあオープニングみたいなものだ。敵もえらい弱くて楽勝。生身で平気なくらい。メタルマックスシリーズの常として、戦車に乗ってる間はかなり無敵、降りた瞬間死ぬってのが定説の世界。もっとも、この投げっぱなしの難易度が魅力の一つでもあるのだが。そのあたりの厳しさが感じられない。まあ、始まったばかりだし。
 2個目の町に移動して、メカニックを仲間に。結婚してを選択したら結婚式始まってゲームが終わってしまった。2にもこういうのあったなあ。実家でのハンターを廃業するって選択肢も多分これと似た展開になるんだろう。
 しかし、今のところ昔よりも話があっさりしてる。1はこのくらいそっけなかったが、2は最初の方は結構ストーリーらしきものが会ったのだ。主人公はハンターの卵で、師匠とその他の仲間がいきなりデッドブロイラーに皆殺しにされるとか、2はそもそもその復讐劇だし。しかし、今回は、両親健在だし、何のしがらみも無くハンターになる。メカニックも普通に仲間になる。うは、あっさりしすぎ。
 世界観や独特感は昔のままだなとちょっと感動する。
 まだ、初めたばかりだけど、この様子だと昔同様楽しめそうだ。