2006年度第一位
今年の第一位は、戦国ランス。
そんなわけで、今年最後の日記です。明日の朝には実家に帰るので更新はストップ。
アリスお得意の大悪司から続く、地域制圧シミュレーションゲーム。とはいえ、大悪司や大番長ほど難易度は高くない。1週目だけはなー。
2週目以降はいつものアリスだったりする。ルートによっては相当厳しい。
信長の野望とか三国志が好きな人にはお奨めのゲームと言える。
長所は、そのお手軽さ、と軽快なシステム、見事にアレンジされた音楽このあたりかな。特にシステム面はよく練られていて、何をすべきかがすぐわかり、装備品なども見た目で判断できる。無駄にポリゴンやアニメーションにこだわらないので、ロード時間も短いと、繰り返しプレイに優しい作りになっている。繰り返しプレイこそが今作の魅力なので、非常に正しい作りだ。コンシューマーゲームも見習って欲しいものである。かといって、画面が古臭いわけでもない。
光栄のシミュレーションの欠点は序盤厳しく、終盤ぬるいことにある。このゲームは逆で序盤は楽で先に行けばいくほどきつくなる。1週目は救済処置があるけれど、2週目からはそれも無いと、なかなかやり応えたっぷりである。もっとも、敵は優遇処置が取られているので理不尽なところもあるけれど。
欠点は、メインストーリーの話の重さだろう。6もその傾向があったが、今回は特に際立っている。特に、信長と香姫関連が。香姫がものすごく魅力的なキャラなので、よけいに不憫になるのだ。2週目以降は彼女の不幸が耐えれず必ずそのシーンはスキップしてしまう。エロゲーならではの展開なのだが、この重さが・・・この重い部分が最後まで引っ張られるので、少々爽快感に欠ける。その一方で、ランスのいろんな一面が見れる。もっとも、ランスも女の子には相当ひどいことしてるんだけどな。
今回、魔王がらみで非常に重要な展開があり、露骨に続編に引くのも欠点って程でもないが、欠点かもねえ。また2年後に続編だと思うと待ち遠しくて仕方が無い。
ランスを知ってる人間ならみんなやるべきだし、知らない人は、まあ6くらいからやって欲しいゲーム。
早く続編でないかなあ。
点数:90点
FF12と同得点なので、同率ともいえるのだが、思い入れの強さでこちらを上に持ってきた。