需要

桝田さんのHPから
Alfa・MARS PROJECT

ゲームデザイン脳」は、「こんな汎用性がない啓発本、いったい誰が読むんだろ」と思っていたのだが、評判がいいようなので、まあ、たまには、若い美人の編集者の口車に乗ってみるのも悪くないと思う。

ゲームデザイン脳」が予想に反してうけたのに比べて、けっこうちゃんと面白いと思っていた「ジョン&マリー」はイマイチだった。
 個人的には「あ、かるい」みたいなアホらしい娯楽小説が好きだが、僕が思っているほど需要がないのかもしれない。

桝田さんには悪いが、桝田さんは「アホらしい娯楽小説」に需要がないと思ってるようだが、俺個人としては、小説家としての桝田さんに対しての需要があまりなく、ゲームデザイナーとしての桝田さんに対しては需要が大きかったという結果ではないだろうか。

ゲームデザイナーとしての桝田さんがどう考えてゲームを作ったかという部分は興味が大きく、桝田さんが書いた小説に桝田ファンでも興味を示さなくなってきたんだと思う。
実際、桝田さんの書いた小説は、詰まんなくもないが、そんなに面白くもないというのが正直な感想だし。

まあ、今年あたりは久々に、ゲームデザイナー桝田の姿が見れそうなので、そういう点では需要を満たすことになると思う。後はゲームそのものの出来栄えだが、アルファは昔と違い、最近は技術力も開発力も上がってるみたいだから、プログラマーの腕とかで足を引っ張られることもないだろうし、期待は出来るかな。
逆に言うなら、我が竜や暴プリといっては悪いが失敗続きなので、ここでこけたら後がない気はするが。