ゼノギアスその2

 結局2枚目見つからず中古で購入しちゃう。780円。
 もう何回もクリアしてるので面倒だから攻略本も探す。はじめてやるゲームは大抵攻略本無しでクリアするが、一度クリアしたらそういう制限は無し。
 つうか、ゼノギアスの攻略本って確か出来の悪いVジャンプのしかないのな。
 3500円する設定資料集は実家にあるけど。あれは資料としてはなかなかいい感じ。でもでかくて重い。あれに匹敵するのは、幻燐の姫将軍2の設定本くらいなもんだ。俺が持ってる本でって話だけど。鬼畜王ランスの設定資料ですら半分くらいなのになあ。

 いつやっても突込みどころ満載のゲーム。だけど面白い。基本的にこの手のシナリオ主導型は余り好きじゃないのだけど、ゼノギアスはそのばかばかしさでぜんぜんカバーできる。いやキャラクターたちは真剣でシリアスなんだが。

 ゼノサーガを見て一番感じるのが、ゼノギアスのときにあった開き直りとばかばかしさが消えているところだろう。ゼノギアスは、どうどうとパクリを悪びれなく出して、それを自分の作品に取り込んでいる。グラーフなんかはどう見たって東方不敗だし、ワイズマンはシュバルツブルーダーだ。主人公のフェイ自身が、中国の英傑のウォン・フェイフォンの名前そのままだったりするし。エレメンツの合体といい、超巨大戦艦のロボット変形といい(大抵の人はマクロスを思い浮かべるのだろうが、俺としてはザブングルのアイアンギアをイメージしちゃう)ユグドラシルはナディアのノーチラスか?ネモ船長いないけど。ゼブツェンはジャイアントロボだろうし。一番最高なのがジェシーカノン。頭悪すぎ。でもサイコー。
 エンディングで全員裸なのは、ブレンパワードの影響にもみえないことはないけど、どっちも1998年の作品だから関係ないか。
 ゼノギアスが100万枚近く売れて(昔ファミ通で93万本くらいとあったきがする。出荷本数は売上本数かは覚えてないけど)ゼノサーガが50万程度でくすぶってるのは、明らかに作品の質と勢いが失われてるからだろうなあ。まあメーカーがスクウェアじゃないからかもしれないけど。

 そんなわけで、リコを仲間にしたあたりまで進む。下水道のボスに殺される。そういや、このあたり雑魚もボスも結構強かったんだよなあ。珍しくリコを育ててみることにしよう。このゲーム、すばやさが低いキャラは甚だ使いにくいんだけど。それがまたいい。シタンみたいに、早くてHPあって攻撃力あって回復できるなんてある意味反則過ぎ。