裏中止

 土曜の裏は人数が足りなくて中止になってしまった。
 かなり残念。30人ほどしか集まらなかったのが原因。ただ、次回からは似たような状況でも少人数で行ってみようと言う話が出ている。これはこれで面白そう。
 裏LSできて1年ほどらしいのだが、古参の人間はかなり不満がたまっている模様。
 これに関しては新参者の俺がとやかく言えることではないのだが、ぶっちゃけいうなら、新規加入者ばかり優遇しないで、古参の人間も満足させるようにしてくれとのことだ。
 古参、新規との確執ってのはどんな組織にでもあるもので、これもその縮図。古参の人間はAFや貨幣が集まらないことを不満に思っているのだろう。彼らは裏ほとんどクリアしてるので、クリア目的の裏はあまりやりたくないのだ。
 ただ、ボスティン、ザルカバードは人数が必要な関係上どうしても、クリアしてる人間増やす必要がある。例えば前回討伐に失敗した裏闇王。あと10人多ければ結果は同じでも過程はもっと違ったはずだ。一定以上の討伐者を組織できる環境も必要だと思われる。だからと言って、毎回新規のために4国回るのも正直辛いのだろう。
 新規の俺としては裏はただ参加するだけで楽しいのだが、古参の人間は必ずしもそうではないということか。そこに見返りを求めてしまうのは自然な行為であり、それが悪いとは言わない。たまった鬱憤はLS内で言うのも大切だとは思う。
 思うのだが・・・、この日主に鬱憤を吐き出した人の意見はあまり賛同し切れなかった。
 何がダメというより、意見の端々に、俺は古くからいるから、もっと優遇しろと言う態度が見え隠れしている。古参だから、新規よりもえらいと言う態度が見え見えなのだ。もっとも、そこまで鬱憤がたまる原因が新規者にあるのも事実。新規はよその裏LS出身の人間も多く、うちのLSの戦術と他とは微妙に戦術が違う模様で、そっち方式のやり方を良かれと思ってやったり、勝手に行動したりすることがままある。戦術理解の足りなさが、古参メンバーたちにはかなり不満だったようだ。まあ、それが原因で壊滅しかけたしね。っていうかしたのか。
 俺の場合、かなり詳しくフィンスから説明を受けたけど、どうもそこまでやってる人はあまりいないみたい。ただ、そこまで詳しく説明受けた俺でも間違えることは多々あり、新規が一気に増えた回では、誰かの後について行こうにも、ついていった相手が新規だったりしたら当然お互いに迷うわけで、古参の言うことはわかるが、あまりにもいきなり高いレベルを求めすぎてる気がする。
 ようは、自分ができるから他人もできるということを要求しすぎなのだ。この考え方はかなり危ない考えのような気がする。もっとも、1度、2度の失敗は許すくらいの度量は持っているのがこのLSの良い点だけど。
 あと、意見を一番言った人の言動で一番気になったのは、各人の責任感の差についてである。彼曰く、他人任せで手抜きしてる人がいるみたいな意見だったが、普段の戦闘により拍車をかけてしろ、するなの縛りがきつい裏で、自分裁量で勝手に動くのはかなり危険である。取りあえず、どうしたらいいかわからない事態になった場合、専門にそれをしてる人間に任せたほうが良いケースが多い。彼自身が、そう言っていたにも関わらず、こういう意見が出るのは矛盾してるのだが、矛盾しないケースも無いわけではないので、ダブルスタンダードとはいえないのだが。一部の人間が、確かに殴り職で反応が遅れたりと手抜きじゃないのかと思われる場面は多々ある。
 ただ、なれない人間が混戦時に、きっちり殴っていい敵といけない敵を見分けた場合、行動が多少遅れることもあるだろう。それが続けば他人から見れば手抜きしてるように見える。ただ、プレイヤースキルという物はある程度レベル差があってしかるべきものだ。むしろ、プレイヤーによって同じ行動でも差が出るのがオンラインゲームの面白みで、それを許容できないのは狭量であると言える。彼の意見は古参から見て正論が多かったが、その反対の一面をあまりに見てない部分が多く、効率厨臭さがにじみ出ているように思えた。まあ、あまり良い印象は覚えなかった。
 後は今後を良くするための意見の出し合い。裏に参加できるジョブをメンバーが全員さらすと言うのはかなり有効だとはおもった。あと、前日までに参加表明を出すと言うのもあたりまえと言えばあたりまえの話。掲示板見て、参加しますと言うだけなら5分もかからない。主要メンバー一人で編成とかしてることを考えたらその負担を軽くする行為はむしろあたりまえと言える。
 まあ、人が複数集まれば意見の対立はあたりまえの話と言える。それをまだ話し合おうと言う点で家のLSは健全と言えるのだろう。裏でこそこそ言い始めたら終わりだし。
 しかし、俺個人としては、ぶっちゃけどうでもいい話ばかりだったのだが。どうも主催側が強権発動したがらない部分が多少煮え切らないように思える。もうちょっと、これこれこういう風にしましたと、きっぱり言っちゃえばいいのにとも思う。