へっぽこ冒険者と眠る白嶺

 へっぽこーずの長編小説。短編も読みたいけど、いらない話がついてくるからなあ。短編集まとめたものでないかな。
 で、まだノリスとガルガドがいる時代の物語。
 基本的に、キャラの個性を上手く小説化してるのだが、1個だけ気になるのが、もろ露骨にレベルと言う言葉が出てくること。無論、冒険者レベルと言う意味ではない。普通の会話にレベルが違うと言う台詞があるのだ。
 リプレイの時なら良いけど、世界観重視の小説で、そういう言葉が出てくるのは残念だなあ。いや、アレクラスト大陸の言葉にレベルって言葉が無いとは言い切らないけどさ。
 そういう点で酷く残念。しかし、秋田みやびさんって元々事務職だったらしいのになあ。今では小説も書いてるのか。
 しかし、小説化するとキャラの言動がやっぱマイルドになるね。ヒースはもっとダメな人間だと思うんだが。