そもそも

 FF7ACを2回目る。もう飽きた。
 うむ、2度見る作品じゃなかったな。もともとFF7に対して情熱を持っている人間ではないし。映画というか、ドラマというか、小説も漫画もそうだが、複数回見て面白い作品と、2度目以降見るとつまんなくなる作品がある。そもそも映像はすごいが想像の範疇外だったわけでもなく、すべてが予想通り内に収まっているのため、驚きがないんだろうなあ。あれ、驚きがある作品のほうが1回目の衝撃がでかいのか。
 内容が複雑だとよく言われてるみたいだが、そんな複雑とも思えない。ただうじうじしたやつがうじうじしたオナニーみたいな罪悪感といじけっぷりを発揮しているだけ。ティファが素直なのよというが、惚れた弱みというかあばたもえくぼというか。まあ、どいつもこいつも男らしさのかけらも無いな。主要人物に関してはだが。タークスとかの方が芯のある強さを見せてくれるし。それでも、いい人にはなってほしくなかったが。
 絶対見ろという作品でもない。まあ、興味があれば見て損はないというレベル。レンタルで何の問題も無いでしょう。すべてが予想の範疇内の出来ということは期待を裏切ることもないという意味でもあるので。ところで、これ、レンタルするのかな?
 で、プログまわってみてると、みんな映像がすごくて中身はたいしたことないというのが大半だった。同時に、FF7をやはりRPGにおけるエポックメイキング的作品としてみてる人が多い。
 小学生のころに、PSと同時にFF7を買って驚いたり感動したという人が多数いたからだ。これと同様の衝撃を俺に与えたのが天外2なんだなあと思っちゃった。天外2はこのFF7の境地にFF7のでる5年前にたどり着いていたわけだ。いつも馬鹿にしてるが、広井王子の先見の明というか。こういう作品はレンタルで見るのが一番経済的だよなあ。
 近所の店でFF7のPSbookを置いている店をみた。ついでにアルティマニアオメガもおいてあったか。これが正しい商売の仕方というものだろうなあ。