アルスラーン戦記
最新刊である11巻がでた模様。
ふうむ、今年中に出るとは思わなかった。
しかし買ってない。というかその前の巻の話を覚えてない。
アルスラーンは銀英伝やマヴァールに比べると2段くらい面白さが劣ると思っているが、それでも7巻あたりまでは楽しめた。そこで終わって置けばよかったのに。
世の中、引き際を間違えて失敗した作品がいかに多いことか…。
まあ、アルスラーンは三国志や水滸伝的な話のつくりなんだろうけど。
やっぱり、最初の初陣での敗戦以降、連戦連勝だったのがアルスラーンのつまらないところかと。そういう意味では銀英伝のヤンも負け知らずで死ぬが、彼の場合政治面では常に敗者に近い位置にいるからなあ。
この手の架空歴史物で、主人公が負けまくる作品ってあんまりないような気がするなあ。いや、そんなにたくさん読んでないんだけど。
項羽と劉邦的な作品を誰かかいても面白いと思うんだが。
やっぱり、作家としては自分が贔屓にしてるキャラが負けるのは許されないのかねえ。
しかし、最近の田中芳樹の詰まんなさはもうどうしようもないレベルにきてるので、アルスラーンの新刊は中々怖くて手が出せない。誰か感想くれ。