Fate/hollow ataraxiaその3

 しかし長いな、これ。
 値段据え置きだし、もっと短いかと思ったんだが。
 戦闘シーンは相変わらず迫力があっていい。音楽もかっこいいし。わかりやすい良さは健在だろう。
 エフェクトも細かく進化させてるし、ホント努力してるなあ。
 しかし、新キャラというか元○○○○のマスターと思われる人物の設定ってなんかの推理小説で呼んだことがあったような。
 洋館で、記憶喪失でうんぬん。
 まあ、良くある設定といえば設定か。
 奈須きのこはどうも影響された設定をいじって使うことが多い見たい出し。俺がわかったのは京極関係のみだけど、どうも他にもあるらしいね。
 まあ、オマージュといえばいいかね。パクリパクリと騒ぐほどのものでもなかったんだよなあ。当時は同人だったから。
 さくらの闇の部分がまったく出てこないのはどうも気になる。まるで、桜ルートそのものが無かったもののように感じるし。
 だからといって、魔術師としてみんなに認識されてるって事は、彼女自身の暗い過去や祖父や兄の暴行もあったわけで、なのに士郎も桜も兄と普通に会話してるみたいだし。桜ルート自体は嫌いだが、まるっきり無かったことになってるのか、あの経緯を知った結果今の状況になってるのかは気になるよなあ。もし、経緯を知った上で士郎がシンジと普通に付き合ってるんなら、ますます嫌いになりそうだが。
 元々ファンディスクにするのは難しいんじゃないかと思ってたけど、やっぱ無理やりやってる感は拭いきれないよねえ。
 月姫みたいに、全員生きてて全ルートの都合いい部分だけさくっとさらったという設定にはしにくいからな。
 その辺は目をつぶるのが優しさってもんかな? まあ肯定する奴はいくらでもいそうなので俺は否定しておこう。やっぱもうちょっと合わせた辻褄の説明が欲しい気がするなあ。ファンディスクなのにファンに対しても不親切な気がする。まあ、おいおいその辺も説明されるのかもしれないけど。そうなるとこの文章自体意味がなくなっちゃうねえ。意味がなくなることを期待しておこう。
 あと、知り合いに、
Fateを低く評価してるくせにFateのこと書きすぎ」って言われたんだが、今はこれしかやってない状態なのでこれのことしか書けないってのがまず一つ。Fateの評価は高くは無いが決して低いわけでもないつもりなのだが。まあ、世の中ベタ誉めばかりの中だから低く評価してるように見えるのだろう。
 理由その2はもっとあざとい理由。ぶっちゃけて言うなら、発売直後に、Fateやらタイトルを挙げとけばカウンター伸びるんじゃないかなと言う客寄せパンダ代わりだね。
 同様のこともFF7アドベントチルドレンの時にやってはいるんだが。FF7ACもそんなに今日見合ったわけじゃない。けど人気あるのは知ってるから、書けば誰か来るだろうと。
 で、客寄せパンダしてるのはいいんだが肝心のホントに読んでもらいたい文章と言うのが無いってのが大問題だと俺は思っているのだが。