Fate/hollow ataraxia 終了&総括
Fateファンディスク終了。
ファンディスクという割にはボリュームありすぎて驚いた。
30時間越えだもんなあ。ちなみに98%くらい。残りがわからん。
個人的にはサービス過剰で非常に満足。もっとも、本編より面白いとは言わない。本編あってこその番外編なので。
結論から言おう。
ファミ通的な点数をつけるなら7点。Fateファンなら8点と言うところだろう。エロ期待とかなんて人はいないだろうが、そういう人からしたら6点くらいかな? エロシーンそのものはエロいがいかんせんシーン数が少ない。もうちょっとエロは頑張るべきだ。とにかく書いてるほうが照れるのは良くないと思うぞ。絵買いなんて人はもっと少ないと思うが、そういう人には何点なんだろう?
こっからは超ネタバレ。
メインシナリオは前回で登場前に退場するという大技を披露したバゼット。
この人が死んだことを自覚せずにもっかい聖杯戦争するって話がメイン。
まあ、元から穴だらけのごまかしなので、すぐに気がついてボロボロになっていくのだが。
Fateの続編、というより補完といった感じの話か。本編同様非常に説教くさい話でもある。なんで、エロゲしながら生きるということを説教されなきゃいかんのかわからん。
それを除けば、後の設定は、4日間を繰り返すという説明のために作られた話とも言える。歌月十夜で、志貴が交通事故にあって云々と夢落ちに説明つけたようなものだ。
犯人の意外性はポートピアのヤスを超えるのだが、なんとなく中盤以降で想像がついてしまった。最後までなかなか尻尾を出さないヤスの域には達せなかったようだ。
あと、最後のほうの半分プレイヤーに問いかけてるような作りは臭作の真似かと思った。
日常編は士郎を中心にしたどたばた日常もの。いかんせん、那須キノコの書くどたばた部分は面白いものの、普段の描写がぜんぜん日常っぽくないのが難点。面白い部分は非常に面白いが退屈な部分は非常に退屈だった。
まあ、普通のFateでは実現できないような日常なので、本編をしてると面白いがなんとなく切なくもなってしまう。そう思ってしまうのはまあ那須キノコの手のひらで踊らされているということだろう。
お気に入りのシーンはいくつもあるので上げれない。
特に気に入らないという話もなかったが、桜ルートを考えるとのうのうと生きている慎二と爺が許せなくなるんだが。ほかのルート後と考えたって、やつらが桜にして行った仕打ちは変わらないだろうし。まあ、これは個人的感情だからしかたないか。あそこら変が絡む話は、いくらギャグ風に仕立てられてても嫌悪感が先に来てしまった。
ゲーム的に問題なのは後半のシナリオがスカスカになってくることかな。たった1個のイベント見るためにぐるぐる回らなきゃいけなくなるし。こればかりは仕方ないのかもしれないが。
あとはファンディスクらしく、ミニゲームや壁紙とか。
本編に不満を持っていた以上100の満足はないけど80の満足はもたらしてくれたと思うかな。なんせ、値段が安いしお買い得ともいえる。
やったことない人はFate本編とともにやってみるのもいいのではないかと。