前向きに考えてみよう 構成編

 この前に続き、デモンベインのアニメに関する要望+妄想+妥協的日記。
 12話しかないので、削られるエピソードが出てくるのはしごく当然だろう。
 一応原作は15話構成になっている。ただし、その長さはまちまち。1話はかなり長いが、23456は多少短くなってるし、7話はギャグ部分が非常に長い。8話は元々原作ではエロ専用の話で、PS2版は一応話の確信の末端にふれる話しになってるが、無くても良いし、多分一番短い。逆に9話以降は長いし、話の区切りが段々あいまいになっていく。
 それらを考えて削る部分と残す部分を考えてみると。
・必須と思われる話
 1、2、9、10、13、14、15
 このあたりだろうか。おそらく3人いるヒロインのアルルートを主体とすると思われる。まあ、意表をついてメタトロンルートでも良いだろうが。というか、小説版はアルルート、漫画もそれをたどりそうなので、違うルートでも良いかもしれない。瑠璃ルートのノーマルエンドなんてのはある意味クトゥルーっぽくてよいかもしれないし。どのルートのするにしたって12話じゃ足りないんだが。
 必須と思われる理由は、
 1話:九郎が魔術師となりデモンベインを手に入れる話。削りようが無いだろう。
 2話:いきなりラスボス登場。九郎が戦う決意をする話。削れないだろ。
 9話:エンネア登場の話。ストーリーの鍵を握るキャラなので削れないと思うのだが、話数の都合上このあたりの設定をぶった切る可能性もあり。
 10話:話のターニングポイント、ぶっちゃけいろんなどんでん返しがありまくり。
 13話:いろいろ復活する話。どのルートでもそうじゃなかったかな。
 14話:最終決戦+どんでん返し。
 15話:最終話削ってどうするよ。

 必須だと思って残しても、エンネアは設定ごとぶった切ってもいいかもしれない。いや、好きなんだがあの設定。アル以外のルートではエンネア出てこないし。むしろ彼女が出てこないほうが話を短くまとめられるだろうし。その分、詰まんなくはなるけど。尻切れで中途半端な物語にされるよりは断然マシ。
 11、12なんかは削ってあるが、10〜13話までは完全な続き話。まあ、10は独立して考えてもいいけど、それでも11、12、13と上手く話をまとめればアニメで2話くらいで済ませられると思う。9、10で1話ずつ、11〜13で2話、14,15の部分を3話くらいでまとめられれば、って、これだけで12話中7話消化かよ。で、冒頭の2話で9話。ホント余裕無いな。
 デモンベインの魅力の一つに後半の怒涛の展開と言うものがあるが、その怒涛の展開も前半8話のちょっとずつ怪異に蝕まれて行く日常と言う部分があってこその展開だし。前半展開された人間模様とそこに存在する人々を守るために九郎は戦っているのだが、それが瞬時に奪われそれに対しひたすら抵抗すると言う話なわけだからそこを削ると説得力がかなり落ちるのだが。
 アンチクロスの6人を捨て駒のように切って行けばもうちょっと話を詰められるか。
 なんにせよ、話数が足りない。変則でもいいから16話は欲しい。

 予想と言うか、こうなるといいなあ的割り当てを考えると、サブタイトルは適当。しかし、俺はセンス無いなあ。
1話:魔を断つ剣(九郎がアルと出会ってデモンベインに乗る話)
2話:マスターテリオン来襲(九郎がいきなりラスボスにボコられる話)
3話:修羅のごとき修練×3(やる気になった九郎の修行)
4話:I'mROBOT(エルザ登場)
5話:侵入者(アンチクロス登場)
6話:インスマウスを覆う影(閑話休題+BigCの伏線。まあ、できるだけ原作そのままで)
7話:BigC(デモンベイン敗北までやってしまおう)
8話:THE HUNT(9と10でカリグラ敗北〜アル復活まで)
9話:シャイニングトラペゾヘドロン(さよならティベリウス
10話:決戦アンチクロス(ルルイエ上空での最終決戦。でも次の話を考えるとすっごい勢いでやらないと)
11話:Y計画(マスターテリオンの真意の半分がわかる話)
12話:神を断つ剣(旧神エンド。お兄ちゃんエンドでもいいかも)

 こんな感じ? 話前倒しにしすぎて全12話中半分以上が最終決戦臭いんだが。西博士の出番もめちゃくちゃ少なそうだし。
 まあ、こんな感じでやれば話の大筋くらいはできるかなあ。すごいダイジェスト版だけど。ほんとにこれアニメ化する意味あるのかなあ。
 Fateは24話って話なのにねえ。逆にあっちはそんなに話数必要なの?どうせ1ルートだけだろうし、それこそ12話で十分終わりそうなんだが。入れ替えろとは言わん。少しよこせ。