アルトネリコ

 ネットの知り合いからの紹介で、面白いとの事なので買ってみた。いや、ほんとは今日モンハン2が出るので、ちょっと悩んだけど。まあ、モンハンは1でもう飽きたからなあ。武器増えたけど、もっと劇的なシステム変化が無い限り飽きが早そうだし。
 実は買ったのは昨日で、結局OPだけ見て寝た。なんでかというと、なぜかセーブに失敗する。なので、今日メモカも買いなおす羽目に。というかさ、ソウルキャリバー3のセーブデータ作った以降、メモカの調子がどうもおかしいんだよな。もうナムコ死んでいいよ。
 で、アルトネリコなんだけど、OPの曲は民俗音楽っぽくて非常によい感じ。
 プロローグ部分のCGはしょぼい。画面も全体的にしょぼい。戦闘画面はヴァルキリープロファイリングに近いのだが、ヴァルプロよりもしょぼい。PSのゲームに負けているような気が。発売がバンプレストだけど、中身はアトリエシリーズ作ったとこみたいなので、PS2で出てるアトリエのRPGっぽい画面。キャラクターが相変わらずすべるように移動する。脚の動きと移動がイマイチあってないので違和感バリバリ。
 あと、主人公がうざい。なんとかなれつつあるが、声が耐えれない。こんなうざくて熱血馬鹿な主人公は久々だ。かっこいいタイプの熱血ではなくうっとおしい熱血といっていい。ようは自分の正義に猛進して周囲に与える影響を一切考えないタイプ。に、今のところ見える。アルトネリコを買うのをためらった理由も実は主人公にある。パッケージ見た瞬間、この主人公はやばそうだと思った。そしてそのとおりだったと思われる。
 システム面はちとロードが気になる。まあテイルズオブジアビスよりはマシ。アイテム合成したりは、アトリエの流れを汲むのだろう。武器に何かつけて属性つけたりするのも今となってはさほど珍しいシステムではない。
 が、戦闘は面白いのではないのだろうか。
 完全に、前衛、後衛と切り離したシステムになっており、アタッカーである後衛を前衛が守り、その守ってる間に、魔法の詠唱をするというファンタジーの世界ではありがちな光景なのに、なかなかRPGでは実現できてなかったシステムを実現している。また、後衛を狙ってきた味方を護るなど、PTで協力するという部分を簡単に、しかし非常に巧みに表現しているといえる。
 世界観、キャラクター、ストーリーは非常に厨臭く、独りよがりの設定を押し付けてくるようなゲームで、プレイヤーを置いてけぼりにしてる感はあるが、独特の戦闘システムと、それを複雑にしていない部分、そして、なにより、この続編しかめったに出ないRPG業界でオリジナルの新作タイトルに果敢に挑戦していく姿勢は誉めて良いのではないだろうか。内容そのものはかつて作ってきたものの積み重ねだが。
 なんか切羽詰ったプロローグの割りに、急にのほほんとした展開が続くので、まあ、盛り上がりに今のところかけてるが、面白そうな予感はする。
 まあ、ファーストインプレッションということで。こんな感じかな。