PRINCESS WALTZ
まあ、Fateの派生みたいなゲームだな。最近、この手のゲームもずいぶんと水準が上がって、Fateなみに立ち絵を動かすことはあたりまえになってきたと思える。
話は1本道らしいが、良作といって良いだろう。まだクリアしてないがボリュームの方は多くもなく少なくもなく。
このゲームの誉めれる点は、出し惜しみしないこと。
Fate系というか、二匹目のドジョウを狙っている作品*1なのはあからさまなのだが、あっちは出し惜しみしすぎて尻すぼみになったのに対し、こちらは戦闘でもてるものを最初にぶっちぎって出すため、とにかく戦闘が盛り上がる。
特に主人公以外の姫同士の対決はすごく手に汗握る展開で、ほんとに最後までどちらが勝者になるかわからないと言うのは非常に上手いみせ方だ。全員が切り札をもつ超人なので、ぽっと出の戦闘経験の無い素人が、突然開花して勝者になるとか言う不自然な展開はこれっぽっちも無い。
話は先がある程度読めるし(戦闘以外)展開もベタなのだが、それがどうしたといわんばかりの熱さがある。
正直、完全燃焼の男塾(女版)を見ているようだ。それか聖闘士星矢。小宇宙が見えそうな勢いだもんな。
止め時を見失うのが良い点でも有り悪い点でもある。話数区切りしてる割に、意味無いくらい続いてるんだもん。そこでやめられるか。
GW序盤にプレイすればよかったとちょっとだけ後悔。おかげで眠い眠い。