機神飛翔デモンベイン 他所様の感想+昨日の続き

 ここ毎日の日課は、はてな内だけでもデモンベイン関係で巡回すること。機神飛翔の長さからして、みんな1日2日で終わっているため、あちこちで感想が見られる。長いものから短いものまで。
 で、比較的長いものを紹介すると。
2006-05-28
 ここかな。
 ここの感想の特徴は、うちの感想とかぶる部分が多いこと。おそらく、好きな人には同じような感慨を受けやすいつくりなんだろう。
 しかし、今思うと、この作品に中高生の時代に触れていたら、ここまで肯定しなかったかもしれない。あの年代は正義の味方、お約束なんて否定することばかりだったし。
 大人になった今だからこそ受け入れられるんだろうなあ。
 デモンベインは、大人の御伽噺だと俺は思ってる。いや、エロイ意味ではなく。
 主人公からして、年齢がまず微妙。少年でもなく、大人でもない、青年。青い正義感を持ちながらも、現実にもまれて生きている。物事に挫折したりもしたりする。それでも前を向いて生きる。そういう九郎だからこそ紡げた物語なのだろう。
 でも、変身ヒーローも乗って、子供の例とかは少ないよな。まあ、俺が知ってるのが旧ライダーとか宇宙刑事なんだけど。
 
 話変わって、鋼屋ジンさんのHPの過去記事を読んでいると、今回の話の元ネタというか原案がちらほら出てくる。当時から続編についてある程度考えていたんだろうなあ。
 そのネタは100は使われてないけど、50くらいは使われてるっぽい。また、語られていない九朔の設定では、ああいう会話や過去もあったのではないか。
 是非、デモンベイン2とかという形で、九朔の成長するまでの物語をやって欲しいが、父親と完全に決着つけちゃったから難しいかなあ。
 せめて、ファンディスクと言う形で良いから、是非作って欲しい。大きくなったアリスンや、30超えたクイーンとしての姫さんを見てみたいものだ。
 しかし、ここ数日、デモンベインの話題ばかりで、カウンターは伸びるが、全然コメントつかないね…。

昨日の続き
がきんちょ3人組:アリスンあたりがもっとクローズアップされてると思ったけど、そんなことはなかった。九朔あたりが絡みそうだと思ったのになあ。九朔にとってはおねえちゃんだし、父同様ロリコンだ(その上ファザコンでマザコンだ。最後は鏡を見て抱きしめあう究極のナルシスト。救いようが無さ過ぎるぜ)今回は完全にモブなのだが、アリスンの魔術的才能は前作より上がっているやも知れない。

ウィンフィールド:前回同様、ティトゥスとバトル。ティトゥスもウィンフィールドと戦えれば満足みたいな感じ。ウィンフィールドの隠し必殺技で勝利。引出しの多い奴だ。

クラウディウス:ラバン・シュリュズベリィとのかかわりがもっと深いかと思ったがそうでもなかった。実は息子だったとか、そういう設定あれば、ラバンせんせー(九郎風に)ももっと話の核に絡めたのではないか? せっかくのセラエノ対決もただのかませに終わるのが残念。

カリグラ:クラウディウスとは相変わらずコンビ。なので、ポジションも同じ。すなわちかませ犬。しかし、実際バトルすると恐ろしく強い。一番苦戦したのはこいつかもしれない。アナコンダクロー反則だよ。

アウグストゥス:出番が少ない。ある意味一番影が薄い。いきなり出てきていきなりバトル。あんまりなあつかいだが、バトル中のカットインは見物。いきなり超必で、伝説の地球皇帝のお姿が!。しかも前回と違って今回はドアップ。俺を笑い死にさせる気ですか。ドクターウェストの邪神を本気でぶち切れさせてマウントポジションでボコボコにされるといい、笑えるところではとことん笑いを取るわけで。

ティベリウス:役どころは前作と同じ。九郎にボコられるのも同じ。だが、今回はしつこさが足りない。あっさり消滅してしまう。まあ同様のことがウェスパシアヌスでもあるのだが。前作では中盤から終盤までがっちり大活躍した挙句、主人公をどん底まで追い詰め、主人公完全復活のお膳立てから、究極必殺技の最初の被害者と言う悪役としてもっともおいしいところを総ざらいで持っていったキャラクターだったのになあ。

ティトゥス:あいも変わらず、ウィン様ラブな人。宮仕えは辛いとかどうもやる気が見えない。まあ、怠惰がすぐもたげてくると言う設定だったしな。出てきただけと言う気がする。ただし、敵としては相当強く感じたのだが。他のところで話題になってないのは俺だけが苦戦したのだろうか。このバトルだけクリアできなくて難易度下げたんだけど。

ウェスパシアヌス:意外と頑張るおっさん。前回よりも喋り方が芝居がかってる気がする。今回の彼の心情にピッタリかも。茶番劇に参加していることに対して相当の苛立ちを覚えているのか、アンチクロスの中ではもっとも長々と死に台詞をはいてくれる。ラバンと何故か因縁になり、ラバンに倒されるのだが、ティベリウスと同じく、命のリザーブがあると言う設定はどこに言ったのだろう。あっさり死亡する。ただし、3つの人面ソ(漢字がわからんかった)は前作と違い、大いに活躍する。接近戦の時サイクラーノシュから変な触手が出ることが判明。なんだ、接近戦できるのか。レガシーオブゴールドみたいに射撃のみと開き直れば面白かったのに。

ナイ神父+ナイア:今回はコンビで登場。旧神エンドでアウグストゥスの姿をだしてナイ神父としてたのは、絵が足りなかったからだと思ってたのだが、今回も引き続きそのままだった。今回の黒幕もやっぱりこの人。九郎ちゃんに復讐したい一心でやってきたもよう。神様って暇なのね。まあ、永遠にじかんあるしな。旧神九郎とアルに殺された混沌の数は4億を超えていた。すさまじいなあ。今回最大のポイントはアナザーブラッドでもなく、デモンベイントゥーソードだろう。あんな仕込みしてあるとはなあ。じゃあ、九朔を乗せたデモンベインはどうなっちゃったんだろう。旧神九郎が九朔を人間の世界に戻すためにデモンベインで送り返す→覇道財閥、デモンベイン回収→ドクターウェストが改造→デモンベイントゥーソード完成。だとおもってたんだけどなあ。

ダンセイニ:今回、だいぶ地位を向上させた人(?)