ヴァルキリープロファイル2 シルメリア ファーストインプレッション

 結局購入。いま、仕事は営業所で待機中なので買ってきた。そのあと、漫画喫茶で3時間プレイ。一応、漫喫で時間つぶすと連絡入れたから起こられないだろうなあ。
 シックな色調でまず、画面のきれいさに驚く。FF12に引けをとってないといえる。あっちも色彩は茶色系だったのだが、こっちはより暗い感じだなあ。で、ヴァルプロ2は今のところ戦闘が楽しい。敵の背後を取って一撃で殲滅していくのが楽しすぎる。前作の戦闘シーンをより面白くした感じだ。前作の戦闘は正直ただ、ボタンを押すだけなので面白くなかったが、今回のはうまく立ち回ればダメージを回避できるシステムなので、攻撃防御のメリハリがあって楽しい。とにかく敵は発見即必殺なわけで。しかも正面から出なく、横とか背後からとか。今のところ難易度は低いが、いずれあがるだろう。
 これだけだと、戦闘がどんなのかわからないと思うので、説明すると。前作は敵と向き合ってボタンを組み合わせてコンボして殴り合いというものだった。今回もこれは残っていて、攻撃するときはこのシステム。ただし、こっちが攻撃したら敵は一切反撃してこないし、敵に攻撃されたらこちらは反撃できない。じゃあ、攻防はどう行うのかというと、3Dの別の戦闘画面があって、そっちで行うわけだ。こっちは敵の攻撃範囲、こちらの攻撃範囲とあって、その攻撃範囲内に敵を収めて攻撃ボタンを先に押したほうが攻撃というわけ。攻撃ボタンを押す*1のは的のほうが断然早い。その代わり、大体の敵は攻撃範囲が狭く長い形式のものが多いので、こちらは相手の懐に飛び込みつつ死角をつくという戦い方が基本になる。もちろん雑魚が重なってて敵の攻撃範囲が隙間なくさえぎっているときもあるんだけど。なので、ヴァルプロ1の移動画面と戦闘画面の間に、もう一種類戦闘画面があると思ってもらえるとわかりやすい。ここ読んでる人でやったことある人がいるかわかりにくいけど、攻防決定の部分は、ガンダムカードビルダーに似た感じだといってもらえるとわかりやすいか。
 で、攻防が決定したら、ヴァルプロ形式のバトルになって、前作同様コンボ→必殺技というド派手な演出が待っているわけだ。この戦闘にワンクッション置くというのは成功してると思う。前作のバトルは単調だったからなあ。むろん、今作もパターンがないわけではないが、それでも飽きにくくされてると思う。ボスバトルなんかはそのシステムを利用して、背後から攻撃しなきゃダメージ与えられないボスとかがいきなり出てきたし。
 話は前作みたいに、英雄探して見殺しにして魂回収というやってて欝になりそうな雰囲気は少ない感じがする。そもそも今回のシルメリアはオーディンに反逆しているのだから、オーディンのために英雄を見殺しにする必要がない。まあ、重苦しい雰囲気は漂ってるけど。
 ロード時間が短く、かといって、画面が手抜きというわけでもない。話主体の一本道みたいなのは仕方ないとして、ダンジョンも最初から広めでアクション要素も多分にある。前作のよい所を残してだめな部分を矯正してきたというあるべき続編というべきだろう。とはいえ、まだファーストインプレッションなので、この先どう意見が変わるかどうかはわからないが。とにかく、つかみはいい感じだった。

*1:実際にCPUが押してるような画面はない。わかりやすくするためにこう言ってるだけ。でもむしろわかりにくくなったりして