シャイニングティアーズその2

 すっかり、はまりきった感のあるゲーム。
 シャイニングフォースネオと似てて違う。こっちが先行のはずだけど。
 アクション要素はさほど強くなく、ゴリゴリ押していくゲームなのだが、あんまり調子に乗ると死んでいるのはネオと同じか。
 ネオはキャラをどう育てるかというのに重点が置かれていたが、こちらは、どのパートナーを選ぶかという点によって戦い方も難易度もまったく変わる。キャラクターもスキルの振り分けなどでかなり強さが変わるので、育成面での自由度が高い。
 ストーリーはすごく詰まんないんだけど、大量の敵に突っ込んでばっさばっさとなぎ倒す爽快感はネオ以上といえる。まあ、基本はヒットアンドアウェイを繰り返すことになるわけだが。
 アクションゲームとしての奥深さはあまり無く、どちらかというと育成主体のRPGともいえる。きちんと育てたキャラは同じレベルでも強いし、適当に育てたキャラはレベル高くても弱い。ただし、スキル制のゲームにありがちな欠点で、一定の能力につぎ込めば恐ろしく強くなるが、その反面全然使えないスキルがあったりする。のが、欠点か。
 特に顕著なのが、シングルスキルとリンクスキル。一人につき2〜4種持っているのだが、全部覚える必要が無く(むしろ操作がわずらわしくなるので使えないものは覚えないほうが良い)オートスキルをゴリゴリあげていくほうが良かったりする。
 ロードが長いとか、背景に懲りすぎていて一部キャラが見えないとか、操作系に難があるとか、アナログ操作なのにキャラクターがアナログで動かないとか、いろいろ問題はあるが、結構楽しめるゲームだ。
 マジで、テイルズオブデスティニーを後回しにしてしまいそうな勢いである。あとまわしになった場合、3月くらいに手をつけることになるのかなあ。2月にはFEの新作もあるし。