ダメな見本

 ゼノギアスを探してる時に、ウィザードリィディンギルを発見したのでやってみる。これ、数年前ネットでの知り合いにもらったもの。って影にもらったんだが。
 もらったはいいけど、クリアしてないんだな実は。
 クリアしたとか嘘こいたかもしれんが。
 で、プレイしてみる。
 ああ、数年前俺が投げた理由がすぐわかった。

 システム回りがクソすぎる。

 これに尽きる。
 ネットを回ってみると、ディンギル自体の評価はそれほど低くない。敵もダンジョンも手ごわく、順当な外伝の続編としての地位を確立しているようだ。
 俺は認めんがな。

 PSというハードのダメさ加減と、当時のグラフィック重視主義の縮図としかいいようの無いゲームというのが俺の評価。人にもらったものをここまで酷評するのもどうかと思うが。
 よく、クソゲーで、中古100円で買ったものだから、怒るほどでもないとか言う評価があるが、正直、金もらってもやりたくない部類に入るかもしれない。
 セーブにクソ時間かかる、戦闘に入るときにロードする、目の前調べるだけで時間かかる、マーフィに会うたびにしょぼいムービー見せられる。
 ファミコン版から続く、アスキーウィザードリィでこれほどまでに快適さが損なわれた作品があっただろうか。
 世間で言う、ウィザードリィを無理やり萌えに持ち込もうとした勘違い作品であるウィザードリィエスクというものがあるが、あっちはシステム回りが比較的快適な分、まだ楽しめる。
 そういう結論に達してしまった。
 過去のウィザードリィをやってる人が手を出してみると、グラフィックに偏重しさらに光メディアによるゲームに対する弊害というものをまざまざと見せてくれる作品といえる。
 

 これさ、DSとかに移植してくれないかなあ。外伝1234とともに。