2007年総評

 今年はランキングなし。
と言うのも、今年は不作すぎた。ここ数年で一番の不作といっていい。
いや、世間ではマリオギャラクシーとかあるから不作じゃないんだろうが。
過去を見て、このままだとアルトネリコ2あたりが1位になってしまいそうな勢いだし。
まあ、1月から見ていくと、
シャイニングフォースイクサ
ファイアーエムブレム 暁の女神
モンスターハンターポータブル
スーパーロボット大戦W
スーパーロボット大戦OGs
ガンダム無双
無双OROCHI
ドラゴンクエストソード
みんなのゴルフ5
アルトネリコ2
レットバトラー
FF7CC
真・三國無双5
SDガンダムGジェネレーション
バイオハザードアンブレラクロニクル
戦国BASARA2英雄外伝
FF4DS

あれ、けっこうあるな。
こう見ると、
無双OROCHIあたりが1位かな。
イクサはほど程に面白かったが前作のほうが面白かったしなあ。
次点はモンスターハンターポータブル2か。
基本マゾゲーのモンハンを見事にソロ仕様にアレンジしてあるのはポイントが高い。
ただ、やはり毎回代わり映えしないのがなあ。OROCHIはベース無双でありながら、
システム面でかなり大胆な変更を行い、OROCHI独特のアクションを生み出している点は
非常に挑戦的でよい。保守的な部分と新鋭的な部分が見事に融合している。キャラが多すぎて、
バランス調整が出来てない部分も多いが、別に対戦ゲームじゃないし問題ないだろう。
同点くらいだが、アレンジの見事さでOROCHIのほうが上かな。
その次にくるのが無いのが悩みどころか。FEは余りにキャラクターよりになりすぎてダメすぎたし、
Gジェネ魂は趣味ゲーすぎる。OGsは非常に出来がいいのだが、オリジナルの出来のよさが元になっているし。
それはFF4も同様だな。リメイクゲーは基本的に点が低いのだ。ロマサガミンストレスソングの評価が高いのは、
新作といって良いほどのアレンジと、同時にらしさも残した絶妙な部分があってこそ。FF4DSやOGsは見た目変更した
ただの焼き直しなので高得点は与えられない。
スパロボWは携帯機のくせにPS2以上にアニメーションすると言う離れ業を行ってくれたのは評価して良いかなあ。
BASARA2外伝はBASARA2のおまけディスクみたいなものだが、それでも1以上のボリュームがあり、なかなかよいと思う。
セーブデータの互換は有るが、無双の猛将伝みたいな、Mixはないのが残念なところ。あとWii版はディスク1枚にまとめて欲しかった。
ドラクエソード剣神ドラゴンクエストの派生みたいなもので、面白いのだが、少々ボリューム不足なのが欠点か。
あと、新しそうに見えて、実はガンシューティングの派生だったってのもな。もう少し自由に歩き回りたかったところ。
バイオハザードアンブレラクロニクルは、各シリーズのダイジェストみたいなもので、話を知らなければシナリオ展開に少し付いていけないのが難点。
あと、Wiiコントローラーでガンシューは結構やりにくい。ガンコンが欲しいところだ。ガンコンのあるPS2PS3で出して欲しかったな。
アルトネリコ2は戦闘が非常に楽しくなっており、やり応えがある。シナリオはイマイチだが、音楽と戦闘だけで充分評価できるだろう。
もう少しボスが強ければ楽しかったと思うのだがそこだけが残念。

この中では超期待作だったバレットバトラーズ、ガンダム無双真・三國無双5の体たらくが少々残念か。バレットバトラーズは
駄作と評価するほどひどくも無いが、期待したほど面白くも無かった。あやかしびとと比較してしまうからそういう評価になるのだろうが。
ガンダム無双真・三國無双5に関してはひどいとしか言いようが無い。どちらも新しいことに挑戦して失敗したという部分もあるのだが、
やはり両作品に見られる傾向は、PS3に移植して、映像的には頑張ったが、キャラクターやステージ数が減ってしまい、結局のところ
手抜き作品としか見られない部分が問題だろう。システム自体もいうほどの失敗ではないし。真三國3のシステムは評判悪いが、
その他の部分で手抜きが無かったので4の時に客を逃がさなかったが、この2作に関しては客を逃すことになりそうな予感がする。
光栄はこの辺り、猛省してほしい。