ペルソナ4 終了

 ラストダンジョンだと思ってたダンジョンは、ラスダンじゃなかった・・・。
 まあ、そんなわけでノーマルエンド、真エンド両方見た。
 最後の最後だけ、やたらと話が壮大になるのはご愛嬌か。そのちょっと前まではやたらこじんまりしてたからな。とはいえ、そのこじんまり具合もなかなかよかったわけだが。
 というのも、ペルソナ3がジョジョ第三部なら、こっちはジョジョ第四部に相当するわけで、ラストは強くてもちょっとせこい人間でもよかったわけだし。
 しかし、前作みたいに、主人公の生死が不明だったりそういった後味の悪さはない。ほんとに、青春群像劇。だから、最後は友情パワーでも何の問題もない。だってそういう物語だもの。
 あえて言うなら、前作もそうだったが、恋人になったキャラクターをもうちょっと持ち上げて欲しい。前作同様何の問題もなう何股でもかけられる挙句、べつにエンディングで言及されるわけでもないし。この辺はもうちょっとこだわって欲しかったかなあ。
 ゲームとしては前作より、難易度が上がっているような気がする。とはいえ、一度クリアしたダンジョンにも、次のダンジョン解禁になるまえに何度か通っていればそれほど苦労しないんじゃないかと今は思う。俺はコミュ育てたり、アルバイトに精を出したりしてたせいで、全然ダンジョンに通わなかっただけだし。ラストダンジョンだと思ってた、ラスト1個前ダンジョンで、苦戦したのでレベル上げをしたら、真のラスダンまで楽勝。ラスボスまで楽勝になってしまった。シビアな難易度を楽しみたかったら、ダンジョンには通わない方がいいかもしれない。
 個人的にはかなりの高得点を挙げたい。無論、ダンジョン部分に多少の不満はあるが、些細な事だ。むしろ、日常でやることが多すぎるこのゲーム、無駄にダンジョンに懲りすぎても疲れるだけかもしれない。クリアまでにかなり時間かかるゲームだしなあ、55時間ほどかかったし。前作は80時間ほどかかったが。ボリューム的にはそんなに変わってなく、4のテンポが上がっているかららしい。たしかに、プレイ時間は前作より短いが、物足りないということはないしなあ。
 今作はペルソナシリーズで最高傑作と位置づけていいんじゃないかと思う出来だったね。毎年やってる今年の総括1位候補はこのゲームだなあ。
 キャラクターの感想はまた後日。