エンドオブエタニティ

 プレイ時間としてはまだ5時間ほど。
 だが、やっててなかなか楽しい。ただし、難易度が結構高いので、トライ&エラーの繰り返しなのでタマにいやになって長時間できないのが悩みどころ。
 まず、基本的にコマンド式のRPGなのだが、移動と距離、遮蔽物などの関係上考えなきゃ行けない要素が多い。適当に行動してると雑魚にでも殺されることはしょっちゅうある。
 戦闘が他のゲームと違い独特なので慣れるまで時間がかかっているのも難しく感じる原因だろう。そこが楽しいのだが。とりあえず、いろいろやってみるのが良い。ちなみに死んでも少し金を出せばその場からリトライできるし。
 このゲームの戦闘の面白いのはリソースの管理とリスクとリターンだろう。管理するのはHPとHPの代用品になるISゲージ。このISゲージは攻撃にも使用される。なので、HPを取るか、このゲージを取るかの選択になる。このゲージが消費されるのは、移動しながら何度も攻撃するインビジブルアタック使用時とキャラクターのHPが0にされたときに消費される。敵を1匹倒したり部位破壊したらゲージが回復するので、基本的には守勢に入るよりゲージを使用して攻撃に回るほうがいいように出来ている。HPの保険だからといって、通常攻撃でちまちま削るとやっていると倒しきれずにこっちがピンチになるケースが多い。ボスなんかもそうだ。ボスは雑魚を引き連れてないことが多く、ボスでゲージ使ってしまうと回復しようがないように思えるが、一定ダメージ与えたり部位破壊するとゲージ回復するので、そこを狙ってどんどん攻撃しかけていくほうが勝てるようになっているようだ。
 あえてリスクを選択して最大のリターンを求めるのが正しいシステムになっている。ただし、やはりリスクを負って攻撃しているため、攻撃が失敗したり選択が間違った場合は大きなダメージを受ける。大抵はそのまま負ける。なので、どう戦うかという戦術を練るのが重要となる。もっとも昨今流行のリアルタイムバトルではないのでけっこうじっくり考えられる。
 最近のRPGとしては珍しく、最初から3人そろっており、どうもこの3人のままで話が進みそうだ。キャラクターが増えまくって空気になっちゃう人とかは居なさそう。また、この3人組のコントのようなやり取りが楽しく思える。まあ思えない人にはつまらないんだろうけど。過去に傷を持つ元軍人のすけべなおっさん、中2病が抜けきらない高2病の少年。天然入った21歳の女。ストーリーの合間に挟まる彼らの会話もけっこう楽しい。
 と、今のところ好感触。
 なにより、このご時世、続編かどこかでみたゲームしかどこも作らない世の中で、新規タイトルの新システムゲームを出してきたのだから期待してやるしかないだろう。スクエニインフィニットアンディスカバリーラストレムナントもがんばってはいたが、今のところはこっちの方が面白そうだ。
 しかし、トライエースのゲームだからスクエニだと思っていて、なんでドラクエ6と同じ日に出すんだと思ってたが、このゲーム、製作トライエースの販売はセガだったんだな。
 今のところは好感触かな。アルトネリコ3放置してこっちばかりしてそうだ。