タクティクスオウガ 運命の輪

 PSPタクティクスオウガのリメイク発表。松野さんはとっくにスクウェアエニックスを退社していたはずなので、オリジナルメンバーでとかって書かれていたときは驚いたが、本人参加してる模様。
 吉田さんの絵は昔も好きだがどんどんよくなってる気がするなあ。
 さて、褒めるのここまで。
 はやいな、オイ。

 ぶっちゃけ、いい加減リメイク商法やめろと。
 まず第一に、タクティクスオウガをリメイクの前に、全7章とかいって広げまくった大風呂敷をたたむために、新作出せよと。一応、456章が出ているんだっけかな? 他の残っている部分だせってんだ。それともオウガバトル64にあたる部分で松野さんが参加してないのでオウガバトルサーガを続けるのが嫌になったのかな。
 第二に、リメイクするなら、先に伝説のオウガバトルをリメイクするべきだろうと。
 あっちは物語性が薄い*1から、物語の作り手としては詰まんないのかもしれないが。
 自分のブログタイトルからしオウガバトルシリーズのファンだとわかってもらえるとは思うが、個人的には、
 伝説>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>越えられない壁>>>>>>>>>>>>>>>>>>タクティクスオウガ
 なのである。
 ぶっちゃけ、シミュレーションRPGとして比較してもFE>>>>>>タクティクスだし。
 タクティクスオウガを名作として評価はするが、かろうじて名作という評価かなあ。正直、残りの4章は全て伝説のシステムを継承してもらいたいものなんだが。

 そもそも、タクティクスオウガを今更リメイクする必要があるのかも疑問。少なからず思い入れのある作品だし、手を入れて欲しくないという気分が大きい。グラフィックもいじらなくていいから、アーカイブスかバーチャルコンソールでの配信だけでよかったんだよな。
 伝説のオウガバトルのほうなら、さすがに未成熟な部分があるのでその辺りをいじりつつ、物語性を増強したりするとか、付け足せる部分はあると思うのだが。タクティクスのほうはあれ1作で完全に完成している作品だからそこに足したり引いたりする余地がないと思うんだよなあ。
 なので正直微妙な気分ではある。
 ただ、これが出ることの期待感としては、松野さんが再びスクエニとかかわってくれたことにより、オウガバトルサーガシリーズの新作が出る可能性が出ることじゃないだろうか。ファンとしてはこれほどうれしいものは無いのだが。
 あとはおもにシナリオ面で未完成だったFF12をリテイクするとか。ゲーム部分はいじる部分が無いといいたいが、同じシームレスバトルでかなり高いレベルでFF11をオフラインに落とし込むということをやってしまったゼノブレイドが今はあるものだから、しっかりリメイクしないと負けることになるとは思うが*2
 もう一つは、スクウェアが過去の終わったと思われているシリーズに手をつけ始めたこと。もはやモノリスソフトと完全に接点が無いスクウェアだが、それでもゼノギアスのリメイクもしくはシリーズ新作に期待を持たざるを得ない。
 もっとも、モノリスソフトはいまや完全に任天堂の手先ではあるが。一応、無限のフロンティアではバンナムと協力してるし、ありえない話ではないと思う。
 このあたりの部分にやはり期待を持たざるを得ないわけで。

 まあ、過去リメイクするならルドラの秘宝あたりも・・・。いや、あれも完成している作品だからバーチャルコンソールでの配信だけでいいか。3DSでは、バーチャルコンソールで落としたソフトも使えるようにならないかなあ。アーカイブスみたいに。

*1:読み解きやら背景やらを考えると薄いわけではないが、直接的にキャラクターがしゃべるタクティクスに比べるとやはりゲーム性重視である

*2:売り上げ面ではなく中身として