ラストストーリー 2回目

 ドッペルゲンガーマジつえええええええ。
 今まで自分そっくりの敵が出てくるというケースはいくらでもあったが、ここまで同士討ちになるゲームは初めてじゃないだろうか。
 しかもこのゲーム、歩いていると勝手に攻撃しちゃうので見抜いていても味方を勝手に殴っちゃうし。ドッペルで自分のコピーで強いというパターンはいくらでもあったし、Wiz5なんかはラスボスより強いなんてことは当たり前だったんだが、同士討ちさせるパターンは珍しいだろう。
 たいていが仲間の絆であっさり見抜けたりするしなあ。
 あと、雑魚バトルでのスラッシュが楽しい。スラッシュ強すぎという声もあるようだが、ボスバトルでは案外使いづらいのでそこまで凶悪とも思えない。雑魚バトルで隠れながらボウガンでおびき寄せてスラッシュで1匹ずつ倒したりするのが楽しすぎる。
 バトルは少々状況判断が必要だったり、自分で指示をうまく出さないとがんがん味方死んだりと忙しいゲームだが、なかなかに楽しい。
 坂口やるじゃん。まあ、バトルコンセプトを坂口一人が考えたわけじゃないだろうが、最終的にゴーサイン出したのこのおっさんだしな。
 正直、一本道なのは予想していたし、バトルが思った以上に面白く、キャラクターたちもなかなかいい感じの面子なのでやってて楽しい。エルザはテンプレート的な優等生なのがちょっと鼻につくが。というか出てくるキャラクターすべてが個性はあるがなにかしらテンプレートにはまってはいるのは気になるが。
 船の天井の低さとかはなかなか雰囲気がでてて良いなとは思う。狭いところを抜けるモーションとか細かいところもけっこうこだわってるしなあ。まあ、そここだわる必要あるのって感じもするけど。
 今思うと、坂口がスクウェアにいたら、FF13も14もあんな大惨事にならなくてすんだんじゃないかと思う。突き抜けた名作になれたかどうかは別にして。