俺の屍を越えてゆけ 体験版

体験版を早速ダウンロード。
初代当主が死ぬまでプレイできるそうだ。初代当主はほぼ例外なく翌年の3月に死ぬ。ほぼ1年プレイできるってことだな。
残念なことに大江山にはいけない。初代朱点撃破は製品までお預け。ちょっと残念、体験版=初代朱点用対戦ツールだと思ってたのに。
まあ、体験版の目標は、五郎ズあたりになるだろうか。
もしくは片羽のお業撃破あたりかな。どちらも、朱点討伐前ではおそらく朱点より強敵だろう。
もっとも、結界印戦法をある程度封じてるらしいので、朱点も強敵になってるはずだが。


−序章−
序章からプレイ。プレイって言うか、見てるだけー。
しょっぱなのデモ戦闘で、いきなり地形効果のアナウンスが出てた。そういうのもあるのか。
併せが強力。あれ? PS版OPでもこんなに威力あったっけ。
とりあえず、ぬるぬる動く。ぬるぬる動くがテンポはいい。予想していたよりはるかに良いな。
奥義は演出は短くけれど昔より派手に。戦闘がメインなゲームだけあってよくできている。
朱点登場のムービーはPS版のアニメの取り込みのよう。正直新規を期待してただけあってちょっと残念。全体的に画像がぼやけている。
時折、朱点の顔が妙に鮮明になる気がする。この部分は作り直してるのかな。だれかPS版との比較動画上げてくれ。
朱点の声優はおそらく変更になってると思われる。ということは、声は取り直してるのか。
朱点の声は堀内さんのままでよかったと思うのだが、変更の理由はなんだろうなあ。
つうか、ムービーそのままなんだから、声もそのまま使えば良いんじゃないの? 新規の台詞でもない限り。



−一族登録−
さて、序章が終わったので、一族作り。
いつもどおりに鳥居堂三郎にする。
いう必要もなく、天外魔境2に出てくる、7本の聖剣のひとつの名前。
初代以外の当主は、三郎の後に自分の名前を名乗るという脳内設定あり。
たとえば、二代目当主が女で千春って名前だとすると、鳥居堂三郎千春って名前になるわけだ。まあ、どうでもいい話。重要だけどな。
きもいとか言うな。こういった脳内設定を作って楽しむゲームなんだよ。


で、初代三郎、超ガングロ。あれ、ガングロましにしたって桝田さんの話はどうなったんだ?
ガングロだが超イケメン。その代わり娘は普通だった。
で、ようやく、一族専用のタイトルが表示。
昼子と黄川人をバックにタイトルが表示・・・表示・・・
表示がしょぼい。
ここの演出は、PS版のほうがよかったな。


−ゲーム部分−
とりあえずは娘と早速出撃だ。おっと、いい忘れていたが、難易度はどっぷり。というかどっぷり意外選んじゃいけないだろう。
と、いいたいのだが、あっさりはあっさりでも意外と難易度が高い。旧作の場合はだが。
さくさくレベルが上がり、さくさく進むので、進みすぎてさくさく強敵やボスに殺されることがままあったりするのがこのゲーム。
まあ、でもどっぷり。
あっさりとどっぷりの二択だよなあ。いや、実は中途半端な難易度も選択したことがPS版ではあったけど。
行き先選択画面ではフィールドを自由に歩ける・・・。これめんどくさいだけだろ、行き先選択でいいやん。そもそもフィールド狭いよ。
 


最初の目的地はとりあえず鳥居千万宮を選択。金策、レベル上げ、ほとんどのことがここだけで事足りる恐るべき迷宮。ぶっちゃけ、デブ朱点倒すまではほかの場所は用でもない限りあまりいく必要はなかったり。
相翼院は終盤の稼ぎがあるからまだしも、九重楼とか行く必要がなさ過ぎる。この辺改定されてるんだろうか。白骨城は常時出てくれてればねえ・・・まあ、それでも行かないか。



どっぷりの割には経験値が多い気がする。基本経験値をふやしたか?
どっぷりでは薙刀が序盤弱い。まあ、PS版のときからそうだが、輪をかけて厳しい気がする。とにかく、前に出て殴られるとHPが半分減る。だから、後ろから1体1体ちまちま殴るしかない。
しかも、一撃で倒せない。あっさりだと一撃で倒せるから、前に出て一掃と言う選択肢も取れるんだけどね。
気のせいか、打たれ弱さはPS版より高い気がする。
経験値が増えてるのは気のせいだった。何しろ、1ヶ月終わったときに、奉納点が180しかたまってない。少ないなあ。PS版どっぷりでももっと稼げた気がする。なんか、敵の数が少ないんだよね。もっとたくさんいただろうに。敵の数を調節して難易度低下を図ったんだろうが、どっぷりのばあい、数をこなさなきゃいけないのでかえって難易度上がってる気がする。
ダンジョン操作だが、メインアナログ操作で十字キーはショートカットになっている。ショートカットを覚えればこれは便利な気がする。背後取るのが難しくなっている気がするが。
一番気になったのはダッシュの仕様。
健康度がさがるとダッシュできなくなる。これ、親切で追加したんだろうけど、正直邪魔。
背後取ろうと走ってると、急に原則背後取れずになることが何度かあった。こういう機能は、コンフィグで変更できるようにしてほしいのだが。場合によっては健康度が減ってもダッシュするのが必要な場面もあるわけだし。そういった、「リスクを背負ってリターンを狙う」ってのは桝田さんが一番好きそうな仕組みだと思うんだがなあ。なんでこんな仕様考えたんだろう。年食ってそういったリスクリターン思考がよわまったかな。行ってしまえば丸くなってしまったか。
ワールドマップからダンジョンへの移行時にロードはあるものの、戦闘への切り替えなどは非常にスムーズ。スロットは3×から4×にするって言ってなかったっけ? 3×のままなんだけど。
あいかわらず熱狂の火が出ないとアイテムは回復か金しか落とさない。もう少し緩和してほしいところだったが。
で、どっぷりで1ヶ月を過ぎて、後ちょっとというところで、娘が死亡。
さすがどっぷり、最初の1ヶ月が一番きついのは相変わらずか。
そしてそのまま死亡。どこかでみたなあ・・・このパターン。ルル師さんとこの初代親子か・・・。


−結論−
思った以上に出来がよく手ごたえがいい。ダッシュ仕様以外の大きな不満もない、製品版も期待してよさそう。
俺屍をやったことがなくて触れてみたいという人は、体験版をやってみることをお勧めする。1年もやれば流れはわかるので、合う合わないの判断になると思うが。