俺屍2 とりあえずクリア

 ようやくクリア、めんどくさくなって結局どっさりに変更して40時間ほどでクリア。
 ダンジョンが広いせいであっさり、どっさりだと割としんどい難易度になっている。
 もっとも、最深部まで行かないといけないダンジョンは、ラストの2個くらい。
 いかなくてもいいダンジョンもあり、このゲームのダンジョンの意味って…と首をひねる。もっと短めにして、前作みたいに全部回れ出もよかったと思うが。
 ラスボスに関して書くので以下ネタバレ
 
 ラスボスは意外とひねりがなく清明。第二形態もまあ一応清明といえる。
 話自体ほんとにひねりがない。結局、この話は一体なんだったのかという。前作は鬼を率いる黄ツ人と神々の力を借りた一族の戦いだったのだが、
 今回そういうわけでもないし。一応清明によって京は乗っ取られたが、別に神々や人間を皆殺しにしてやるぜ〜ってわけでもない。ただ、自分が死ぬという目的のために必要だからやったというだけの話。
 そういう意味でクリアしてもカタルシスもなんもないわけで、わざわざ周囲に叩かれてまで作った話の落ちがこれなのかと。
 まあ、クリア後は夜鳥子がいなくなって一族もすっきりしたので、ここからが本番というわけ。もっとも目的は無い。
 ラスボスは最近のゲームにしては割と強いほうだと思う。初挑戦では第一形態で問答無用で殺されたし。
 というか、今作は全体的にボスが強い。ゲームの進行に合わせて雑魚もボスも強くなるのだが、雑魚もボスもわりかし殺意に満ちている。雑魚でも油断ならないことは多いし。移動中は常に黒鏡してできるだけ先制とって4手以内に詰んでないと、手痛いしっぺ返しを食らうことが多い。そういう点では最近のゲームにないストイックさはある。
 ゲームとして全く不満がないわけではないが、夜鳥子関連と神様がしょっちゅう家出していなくなる点を除けば、そこまで悪い出来ではないというのがクリアまでして到達した結論である。
 ほんとに、夜鳥子排除と下天率低下のパッチが来るだけで評価がごろっと変わりそうなのだが…。何分、製作者の桝田さんが、修正できるかどうかはSCEに聞いてくれなので期待はできない。
 桝田さんは割とそういう部分がある人で、できないことを間違ってもできるとは言わない。逆に、発言には大体常に保険が掛けてある。いつでも逃げれるような体制を取っている。そこを見ていると人のせいにしているように見えるし、自分には責任がないように立ち回っているように見えるし、意見を理解していないように見えるわけだ。これが今回のツイッター一連の会話で火に油状態になった理由であろう。
 とにかく言い訳がましくてイライラするのである。
 これが俺の作りたかった俺屍だ文句あるか! と、開き直るか、それができないなら、なんとしてでも修正しますというか、それとも最初から一切相手しないか。
 こういう選択がとれればよかったのだが、中途半端にどこが悪いか聞いてみる。その上で反省してるように見せかけて頓珍漢な代案を出す、あげくに自分が製作者として中心にいたにも関わらず自分じゃ修正出せるかどうかもわからないとか言いだす始末。
 あれ、俺屍2クリアに関して書くつもりが、気が付けば桝田批判になってるぞ?
 これくらいにしとこう。とりあえず、クリアした。