「はあ、はあ、何とか逃げ切ったか・・・」 「どうやら、その、ようです」 「もうだめ、休憩。のど渇いた・・・」 夕顔は倒れこむと同時に新雪を口に含む。 「水分にだけは不足しないわね」 朱点閣に続く橋の手前で3人はようやく一息ついていた。 その姿は既にぼ…
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