テイルズオブリバース

 朝起きたら8時だった。
 やってもた。思いっきり遅刻。
 今月2回目である。
 内の会社、月1回だけなら午前半休をその日に取れるのだが、今回はもうつかっちゃってるので有給にする。
 で、会社に電話。
 俺の上司も遅刻してた。
 でまあ、この日は特に急ぎの仕事は無かったので結局休むことに。
 はあ、最近たるんでるなあ。社会人になって5年が過ぎてだらけてるのかも。あれ?6年だっけ。

テイルズオブリバース
 まあ、立ち直りが早いのが俺の取り得。白い目で見られるが手続き上は何の問題も無いし。
 11時半頃にいつものゲーム屋に。
 ここはフライング販売する店だ。ドラクエ8はさすがにやってなかったけど。
 で、テイルズオブリバース入手。欠点は割引率が低いこと。フライングで買わない場合は他の店で買う方が得だ。まあ1日の違いなので大抵、ここ以外の店で買ってるけど。今日は休んじゃったしなあ。
 ちなみに、18禁ゲームは大抵ここで買う。コンシューマと違ってパソゲの割引率はソフマップと変わんない。テレカついて値上げしない分、こっちの方がむしろ安いし。そのうえ早い場合はその週のゲームが火曜日に買えるのだ。まあ、18禁ゲームをそんなにしょっちゅう買うわけじゃないが、ランス6の時はほんとに良かった。なんせ発売3日前に買えたしなあ。

 PS2でのテイルズは初めて。デスティニーが余り好きじゃない上に2は魔剣カオスと聖刀日光にそっくりな設定のソーディアンも出ないと言うことでパスしてた。まあ安いのでいずれ買ってもいいのだが。
 で、プレイのイメージなのだが、なんか動きがもっさり。エターニアがなんとなくきびきび動いてたのに対して動きが重い。
 戦闘ももっさりした感じ。エターニアが高速で動いてゴリゴリ押していくバランスだったのに対して、動きが遅くちんたらしてる。何で比較対照がエターニアかというと、一番最近やったテイルズがエターニアだからだ。
 毎回代わり映え無い戦闘だと思ってたがどうも微妙に違ってるみたい。
 ただ、戦闘にラインの概念が導入されてる。シンフォニアは3Dになった割には縦の動きがあまりなかったので、こっちの方が3Dっぽい。擬似だけど。
 つうか、アクションの戦闘で3ラインつったらガーディアンヒーローズやん。
 爽快感を削除したガーヒーってところか。
 必殺技のシステムも微妙に変わっており、理解するまで時間がかかる。つうか、いまだに完全には理解してない。まあほぼ無限に技を使えるけど連発するのはよくないよという感じみたいだ。技も強化できるみたいだ。
 ん〜ちょっと複雑と言うか理解しにくいシステムだな。
 まあ、しばらくやれば違和感は消えたけど。
 慣れてくるとそんなに重いことは気にならなくなる。むしろ良く感じる。HP回復手段が少ないのが気になるのと、ラッシュゲージがめんどくさい。ラッシュゲージが上がると攻撃力が増えるがHP回復などの防御面が下がる、ラッシュゲージが下がると、攻撃力が下がって回復力が上がるってシステムだが、めんどくさい。
 システム面が非常に煩雑なのだ。
 テイルズの魅力の一つが、アクションの戦闘で、仲間が自動になってるのをいいことに好き勝手戦うことにあると思ってたのだが、好き勝手戦うにはシステムの縛りがきつい気がする。従来どおりのTP消費型でよかったと思うのだが。
 ラッシュゲージと、フォルスゲージ・・・だったかな?FGと略されてる2個のゲージを見ながらゲームしなきゃならんのだ。
 慣れれば済む問題だが、理解しづらいし。まあ、ジャンクションシステムほど面倒じゃないけど。どこぞの大作ゲームのあれね。
 HP回復はほんとに厳しい。一人だけ回復力高める魔方陣を作れる仲間がいるけど、それだって範囲狭いし、前線で戦ってるのに回復のために戻らなきゃ行けない。仲間はアホで回復のためにそこに戻ってくれないし。
 もっとも戦闘終わったら自分だけダメージ食らってるって事もしょっちゅうあるので、戦闘自体は上手なのかもしれない。
 で、突き、斬りってシステムは止めちゃったみたい。斬撃と打撃って風になってる。高い方の数値が適用されてるのかな?
 突き、斬りってシステムは武器に特徴持たせる面白いシステムだったと思ってるのでちょい残念。
 デスティニー2を知らないので、PS2の前作がどんなのだったかしらないが、今回はいつものテイルズとはちょっと違う感じ。シンフォニアが見た目は違ったが基本はいつものテイルズってのに対して、こっちはいろいろ変えてきてるみたい。

 ストーリーやキャラなのだが、今回の主人公はテイルズにしては珍しく2枚目系。歴代テイルズの主人公はどこか3枚目っぽい雰囲気があったけど、今回はまるでなし。でも年齢は18歳。なんじゃそりゃ。もっと高い年齢かと思ってた。27,8くらいで、10年間氷守ってたとかの方がかっこよかった気も。
 内向的で自嘲的な性格、いや、内罰的なのかな。前情報で、スコールみたいな引きこもりかと思ってたが、そうではないみたい。口数は少ないが、他人の心配はするし、いつものテイルズの主人公みたいにおおっぴらに表現しないが、お人よし的な正義感も見受けられる。
 何よりマオが引っ張ってくれるので無駄に暗くはならない。
 ストーリーは氷漬けにされたヒロインを元に戻す旅・・・じゃなくて、こっちは物語り開始早々元に戻る。そんでそのヒロインが攫われてそれを助けにいく話。氷漬けの伏線はなんか意味あんのか?
 主人公の病的なまでのヒロインに対する罪悪感を増長するための演出なんかな? まあ、見た目だけでって話もあるか。
 多分、暴走によって周囲に迷惑をかけて、村人に迫害された経験ってのを主人公に与えるための物なんでしょう。

 しかし、シンフォニアもそうだが、ヒロインを助けるって話が最近多いな。いやまあ、そういう話は嫌いじゃない。ブレスオブファイア5の世界を敵に回してもニーナに空を見せてやるって話はかなり好きだし。それに多いっていっても2作だし。
 ただ、連続してそんな話だとちょっとなあ。ナムコのせいじゃないが、ドラクエも姫さん助ける話だったし。
 今思うと、ファンタジアのストーリーは白眉だったとおもう。王道なんだけど面白くてよく出来てた。元ウルフチーム(現トライエース)のメンバー抜けちゃった以降はストーリーって点でちょっと首ひねっちゃうよなあ。ウルフチームがらみのゲームのシナリオは天使の詩2ってゲームがすげえいいよ。ちなみに、この天使の詩シリーズのシナリオ手がけた人が、ワイルドアームズ作ってるはず。まあワイルドアームズも3はちょっと・・・だったけど。個人的には2が好き。変身ヒーロー万歳。