復帰

 実家に帰る。
 猫と戯れる。
 実家には猫が6匹いる。
 猫と戯れる。
 目が痒くなる。鼻水がひどくなる。
 昔猫と暮らしてる時は気がつかなかったが、猫アレルギーらしい。東京戻ればそんなのはすぐ収まるし。
 へこむ。
 猫大好きなんだけどなあ。
 犬は食べても平気なくらい嫌いだけど

カンフーハッスル
 元旦に地元で妹と見てくる。
 前作?の少林サッカーは映画館で見損ねていた。実はこれがすごい後悔。なので今回は後悔しないうちに見に行く。
 内容はチンピラのシンが急にすごい力に目覚めて、最強の殺し屋を倒す話。といってもこれは最後の部分で、それまでは数々の達人たちと斧頭会というマフィアの戦いが中心。実際、中盤までは主人公はあまり目立たない。目立つのは情けない部分だけだ。でもまあ、典型的な監督主演俺マンセー映画。つってもそれが駄目とかは言わない。少林サッカーもそうだったし。勧善懲悪の痛快娯楽作品の場合、俺マンセーはマイナスには働かないと俺は思う。ジャッキー映画だって基本的にはそうだ。序盤が情けないほど後半映えるという構図も昔のカンフー映画そのままだし。ただまあ、強くなる手段が修行じゃなくああいう形ってのが、いろいろ言われてる理由ぽいけど、俺は細かいことは気にしない。
 別のとこで、ストーリーが薄いとか、伏線がとか言ってたけど、これってそういう映画じゃないだろうに。この映画にストーリーがうんぬん言う人は、何を期待して見に行ったのか甚だ不明だ。
 基本的に頭空っぽにしてガハハと笑って、ワイヤーとCGと練り上げられた殺陣を見る映画だと思うんだが。
 そういう痛快娯楽作品。マッハと違うのは開き直りきってワイヤーアクションとCGをこれでもかこれでもかと使ってくる。かといってアクションがそれに頼りっきりかというとそうでもない。また、マッハともう一個違うのはありえねーというキャッチフレーズどおりありえないくらいに滑稽なアクションなのであまり痛くない。つっても最初の斧頭会の連中が別のマフィア皆殺しにするシーンは痛いけど。
 馬鹿映画です。けなしてるんじゃなくて最大級の誉め言葉で。面白いので見に行くべし。ただし、感動したいとかストーリーが気になる人間は見るな。これはそういう映画じゃないから。
 タイトルからしてわかるだろうに・・・。世の中空気が読めない人間っているよなあ。ファイナルファンタジーやってCG以外見るべきものが無いとか言ってる人間と同じだ。あれはそういうゲームだから納得しろっつうに。あれにゲーム性だのストーリー性だの求めるのが間違ってるんだとわかれ。つう話だ。
 ただ、少林サッカーと比較すると客観的に見てこっちが劣る。あっちは、とりあえず発想が突飛だった。あんなサッカー考える方がおかしい。まさに今までに無い映画だった。漫画やアニメだったらああいうのあったけど。
 ただ、この映画、カンフー映画に対する愛を感じる。香港映画に対する愛でもあるだろう。
 まあよくもここまで人相悪い人間集めたなあとか思うし。
 あと、序盤の達人3人VS斧頭会の戦いがアクションとしては一番見所があったと思う。シンVS斧頭会の戦いはマトリックスの100人スミスのパロディだろうが、俺はこっちの方がかっこよくてすごかったと思った。カンフー好きの俺があのシーンをやったらこんな風になるんだぜ、みたいなメッセージ性を感じた。

FF11
 リネージュ2にはまりきれずに、FF11復帰。
 LSみたら、フィンスとチズさんしかいないでやんの。
 フィンスのもう一人のキャラ、オセといっしょにレベル上げ。
 えーと1週間分に近いのでまとめて言うと、暗黒49→51(52になったけど下がった)戦士25→26、シーフ15→16
 急務なのはサポ上げ。でもまあ、オートリーダーだから気にしない。ホーバージョン買ったので、気にせず59まで上げる予定。暗黒初めて初めてメイン武器のスキルが青くなった。一瞬だけだけど。出来るだけ二種類の武器を満遍なく上げときたいなあ。後が面倒だから。
 AF2を取りに言って死亡する。レベルさがっちった。再挑戦せねば。
 
 バージョンアップのたびに物議をかもし出しているが、気にしなきゃ気にならないもので、攻撃力上昇制限もスシ食い始めた俺には関係ないし。スシいいね、スシ。まるで別のジョブだ。スナイパーなんていらない。
 他のネトゲすればするほど、FF11のよさを再認識してしまう。FF11やってれば不満はいくらでも出てくるのだけど、よそのゲームはそれ以上に不満がたまる。FF11をレベル上げしかすることないという人はたくさんいるが、他のネトゲだってそうだ。ストーリー楽しむことと、ミッションが豊富なことと(難易度はともかく)合成や釣りなんかもあるし、その辺にあるMMORPGと比べたらやることはたくさんあったりする。UOなんかと比較してしまえば酷な話になるが。まあ、FFというタイトルである以上、下見て歩くな上見て歩けって事で過剰な期待がかけられてるんだろうけどさ。
 このゲームは中華対策と外国人別サーバ対応すれば、もっとよくなると思うんだけどなあ。低レベルは今じゃ日本人が入り辛い環境になってる。PLしてもらったほうがレベルも早く上がるし、低レベル日本人は過疎化しすぎになってるよなあ。

 そんなわけで復帰。FF止めてた人も俺と一緒にあそばな〜い?

<サムライウエスタン>
 1週間あきゃあ書くことは山ほどあるわけで。
 そんなわけで元旦発売のはずのサムライウエスタン。12月29日に売ってました。それも普段フライングなんてしてない普通の店で。
 実は前作の侍道2みたいな自由度の高いゲームじゃなく、アクション一辺倒だと聞いてたので買うかどうか迷ったんだけど。ほら、今の世の中3Dアクションなんて腐るほどあるわけで。デビルメイクライとか三国無双みたいなのがたくさん。
 ところが、OPとデモ見て即購入決定。
 刀だけでマシンガンやショットガンに立ち向かう姿に掘れました。
 内容はC級映画っぽい展開が永遠と続きます。これも誉め言葉。侍シリーズは馬鹿馬鹿しいお約束の展開を毎回ベタベタにやってくれるのがポイントです。まあ、前作みたいに、子供蹴飛ばしたり、その辺の人間皆殺しにしたりは出来なくなりましたが。
 で、一通りクリア、ハードモードもエキストラステージ以外はクリア。結論から言うと、ラスボスよりデブ黒人警官の方が強く感じるのは俺だけですか?
 というかラスボスは今まで出たあらゆるボスより弱い気がする。
 総評すると、個人的にはツボにはまりすぎたゲームだけど、万人にはお勧めしません。なんせ、これより良質のアクションは世に腐るほどあります。安くなったら馬鹿馬鹿しいけれども漢の匂いの漂う西部で刀を振るってみてもいいのではないかと思います。
 ファミ通風に点数つけると6点。個人的には8点のゲーム。ちなみに、5点か6点が普通だと思ってちょ。

<すっかり忘れてた去年の総評>
 そんなわけで去年のゲームの総評というか簡単なランキング。グダグダ言っても仕方ないのでさくっと行きましょう。

 1位:ランス6:今年出た3本の大作の中で最高の出来だった。16人ものPTを全員使わないといけないように作ってあるのはすばらしい。発想次第でFFでよく言う使うキャラと使わないキャラが分かれすぎという部分は解決できると言う例のような作品。気に入ったキャラはずっと使いたいと思うのが人情ですが、制限された場合、ここぞって時にお気に入りキャラを使うのもそれはそれで爽快だと感じた。ラスボスがゲーム的にもストーリー的にもちっと弱かった気もするけど。ケイブリスまで出しても良かったんじゃないかなあ。
 ファミ通的点数:8点
 個人的点数:9点

 2位:ドラゴンクエスト8:いやまあ、予想の斜め上を行くできの作品。どんなゲームも主要キャラが増える一方なのに、あえて減らして個人へのスポットを当てたのはいいと思う。グラフィック的にもすばらしく、2Dから3Dに変わった違和感なんてまるで感じさせない。個人的に不評だった転職システムをなくしたのも良し。スキルシステムはもう少し洗練する必要があるとは思うが。それは次回作に期待しよう。ラスボス弱いの何とかしろとは言いたい。
 ファミ通的点数:8点
 個人的点数:8点 


 3位:デモンベイン:世間的に注目度は低いだろうが、個人的に今年№1の注目度と期待を持って待った作品。予想以上の出来だったと思います。いや、伊藤健太郎さんお疲れ様でした。
 ただし、システム面の劣悪さが減点の対象。セーブがとろい既読スキップが無い、メッセージスキップが遅すぎるなど、直すべき点がありすぎる。
 ファミ通的点数:6点
 個人的点数:9点

 そんなわけで上位3位だけ発表。といっても今年評価できるほどやったゲームが10本もない気がする。あとはスパロボMXとかFateとかがあるけど、どっちも4位とか5位につけるほどの作品でもないし。なので3位で終了。