いろいろまとめて、今週の〜

 最強の弟子ケンイチ
 もう今週じゃなく、先週のだったりするけど。
 ハーミットVSバーサーカー。24ページの増ページだが丸々二人の対決。
 この話、サンデーから入った人から見れば普通に順当勝ちなんだろうが、月刊版から読んでると、中々燃える展開。
 なにしろ、バーサーカーは月刊時代のラスボス。ケンイチと死闘を演じたハーミットも勝てなかったと言う設定の人物だし。
 しかし、このかませ犬っぷりはどうよ。今思えば、彼は月間時代からハーミットに負けるために存在していたのかもしれない。足掛け3年近くかませ犬するために虎視眈々と実力隠しつづけてたんだから見上げたものだ。
 まあ、敵としてもライバルとしても、喧嘩の天才のバーサーカーより、達人に拳法を習ったハーミットの方が全然格が上なんだけど。月刊時代だって、バーサーカー編が結構おざなりなのに対して、対ハーミット編は足掛け単行本2冊近くを費やした話だったし。
 そんなわけで、ハーミットがかっこよくバーサーカーを倒す話。努力が才能を凌駕するのが中国拳法だという彼の台詞は密かにケンイチのことを意識した台詞なのだろう。むろん、彼が言うように彼自身は才能にも恵まれつつ努力もしているのだろうが。
 さて、ラグナレクも最後の第一拳剛のみ。ラグナレク編が終われば最終回? それとも続くのだろうか。どっちにしろ、かなり盛り上がってきた。俺は最終回くさい気がするけどなあ。


 NARUTO
 カカシVSナルト&サクラ。
 一番最初の修行のやり直し。
 ぶっちゃけ、この話で2ヶ月くらい引っ張るかと思ったけど、あっさりと終わらせる。非常にナルトらしい決着のつけ方。この人、話を短くまとめるのが下手だなあとずっと思ってがその印象を覆してくれた気もする。まあ、ワンピース書いてる人のほうがもっと下手だが。
 

 ブリーチ
 もうどうでもいい。

 
 武装錬金
 そりゃ、リバース2個しかないなら、ゴウタと斗貴子の二人で受ければ、カズキはフリーになるわなあ。意外ともろいシルバースキンリバース。普通の状態の方が強いのかな。まあ、タイマン専用だな。
 6巻読んだ直後に読んでるので、話がつながってわかりやすい。今回の台詞回しといい、作者が6巻意識して出してるのかもなあ。そう考えると上手い。
 6巻での再殺命令の1回目の対決の台詞をもう一度なぞってる。
 そして、ブラボーの覚悟。カズキを殺して自分も死ぬ覚悟を、絶対引かない不退転の覚悟を見せたブラボーに対してのカズキの台詞がしびれる。
 話の展開もテンポ良く、今やってる漫画じゃトップクラスに面白いと思うんだが。展開の速さは最終回へまっしぐらと言うジャンプの掟たる打ち切りとのせめぎあいだという側面からくるのだろうけど。それがいい方向に出るなら、それはいいやね。どっちにしろ10巻ほどで終わりそうだし、このまま熱く突っ走って欲しい。無駄に延命しようとせずに。


 ハンター×ハンター
 意外なことに2週連続掲載。しかも、今回もある程度まともな絵。とても更正したとは思えないんだが。まじめに漫画書けば面白い人なんだけどなあ。多分週間向きの人間じゃないんだろう。つっても月刊誌になったらなったでページ数書かなきゃいけないからどっちにしろ落としそうだけど。
 内容よりも、載るか載らないかが気になる漫画。


 空手小公子小日向海流
 まあ、予想通りケンタローが負けて、ジライヤVS変態忍者。
 ある意味最も期待のカード。今までまじめに来たのにどんな変態殺法が飛び出すか楽しみ楽しみ。
 そのあとは、リュウ・オオスギ(ケイン・コスギが恐らくモデル。弟の方かも)VS海流の単行本8巻位以来の久々の対決も楽しみ。