プロジェクトA

 デジタルリマスター版が届く。
 あ〜、ジャッキーが若い。酔拳の時も思ったけど、それ以上にそう感じる。
 日本語吹き替えが入ってるのだが、一部中国語。
 日本公開版でカットされてたと思しきシーンが大半なのだけども。ちょっとだけ不満。
 ただ、この前のテレビ東京酔拳よりはよっぽどマシ。昔、日曜洋画劇場でやってた吹き替えそのままだとおもう。酔拳は一部あれ?ってシーンがあったとか。
 目くらましのシーンとか。あれはあれで良いんだが、昔の吹き替えはあれを「無影拳」とかって言ってなかったっけ?記憶違いかな。
 無影拳のほうがハッタリ効いてて良いんだけどなあ。
 今見直すと、当時俺がわかんなかったシーンが良く理解できる。そういう意味でも楽しめた。よくよく考えると、これ見るの10年ぶりくらいな気がするし。
 プロジェクトAの好きなところがラスボスの強さ。
 それまでのジャッキー映画もそれ以後も、基本的にジャッキー無敵。ピンチになるけど最後は一人で何とかする。それがジャッキー映画の醍醐味なんだけど、この映画だけは違う。
 この映画ではラスボス無敵。
 むちゃくちゃ強い。
 ジャッキーとユン・ピョウ二人がかりでどうにか互角。むしろ押されてる。サモハンがタイマンで押すけど最終的に吹っ飛ばされる。
 もう逃げられないぞ、見たいな事をジャッキーが言うけど、むしろお前ら4対1でようやく互角だから。
 これ見ると、プロジェクトA2がしょぼく感じちゃうよなあ。あれはあれで面白いんだが、ジャッキーとサモハンとの掛け合いとかは見てるだけで楽しかったし。
 久々に堪能した。吹き替え部分で不満が少しあるけど、許容範囲かなと。お勧めです。