メタルマックス
今週ついにメタルマックスの続編に当たるメタルサーガが出る。データイーストが倒産したのかゲームから撤退したのか知らないけど、消えてしまってから続編も消滅状態だったのだが、ようやく出ることになった模様。たしか最初はドリキャスで出す予定だったんだよな。
世間一般には自由度の高いゲームと言う認識が強いメタルマックスシリーズなのだが、俺個人としてはそう自由度という点において特化されたゲームだとは思ってない。
1も2も共通して言えることは、ラスボスだけ決まってて、あとは自由に行動していいのだが、この自由と言うのが基本的に取捨選択しかない。
ようは、行くか行かないか、倒すか倒さないかの用は二通りしかない。ルートもほぼ固定で、メタルマックス1はFCでやったのだが、当時あったDQなんかも似たような感じだったと思ってる。むしろドラクエの方が自由度高かった*1気すらした。どうせ賞金首倒すのは自由だが結局倒していかないとお金増えないし、先もきつくなるし、倒していく方が楽なのだ。で、全部倒しちゃうし。
俺がメタルマックスに惹かれた点はやっぱり戦車に乗れてカスタマイズできると言うことだろう。当時のRPGはキャラ育成の自由度が高いゲームと言うのはあまり存在しなかった。ウィザードリィかDQ3くらいなものだが、これだって転職を繰り返すことでせいぜい魔法を使える戦士とかが作れるレベルのものだったし。
その点、メタルマックスの戦車の改造はかなり自由度が高かった。2や改になってさらにその点はパワーアップしてたし。
ところが、昨今のRPGを見ていて、このキャラのカスタマイズという点が強力なゲームは結構あるのである。
FFシリーズしかし、この前でたロマサガといい、果てはスパロボの原作付きのキャラクターでさえある程度のカスタマイズが加えられる。
そうなると、メタルサーガの場合どこまで現在のゲームにあるカスタマイズを超えられるかどうかが鍵となるのではないかと思う。
メタルシリーズ*2にストーリーも止める馬鹿はいないはずだ。
結局、シナリオすらゲーム性に組み込み、キャラの育成の自由度をかなり突き詰めたロマンシングサガ・ミンストレルソングというゲームが出てしまったため、メタルサーガはどうしても比較されてしまうのではないかとおもう。世界観が違うが、背負うゲーム性は酷く酷似しているのだから。
更に6月末に出るジルオールも同様だ。
さて、たった2ヶ月の間に、似たような性質のゲームが3タイトルも出る。どれが一番良い内容だったかの判別はもうすぐ出来るだろう。ほんと楽しみな一年である。
FF12が出るかもしれない年だが、残念なことに、またもや俺の中では今年度最大のビックタイトルになれないであろう。