野球

 話題と言うと交流戦交流戦が終わってからは巨人がメタクソに弱いとか、次期巨人監督の話題ばかりだが、阪神と中日が今面白い。
 一昨年の覇者阪神、去年の覇者中日の一騎打ちのデットヒート。
 8日からの3連戦は中日が3連勝したら首位逆転と言う盛り上がり、一時は8ゲーム近く差があったのにだ。11連勝だけでなく、その後もほとんど負けずに中日が勝って来た結果だろう。
 そして、9日の3連戦の初戦。去年まではナゴヤドームは苦手としていた阪神だが、今年はそれほど部が悪いわけでもない。だが、悪夢は起こった。よもやの大逆転負け。しかも試合が終盤に入ってからの逆転劇だ。
 しかし、10日は接戦を物にして昨日は1戦目のお返しとばかり逆転しての勝利。ゲーム差を2.5に広げた。
 しかし、今年の中日は強い。交流戦の弱さが信じられないくらいに強い。どっちが優勝するにしろ、10月のシーズン終了までセリーグを盛り上げてくれるだろう。で、関東では低い野球の視聴率だが、関西や、中部ではそこそこ数字とってそうだよなあ。
 根っからの阪神ファンなので阪神が優勝することを望む。が、一野球ファンとしては阪神独走よりも中日と競ってくれる方が盛り上がって面白いと思う。

 あと、巨人監督に星野と言う案が出ている模様。
 阪神ファンとしては複雑な心境か?といわれると実はそうでもない。
 星野監督は実績もあるしすごい監督だと思う。今の強い中日の基礎を作ったのもこの人だろう。阪神優勝もこの人の力あってのことだ。
 ただ、忘れてはいけないのは、阪神は暗黒時代の最後の三年間、最下位に低迷しつづけたが、野村と岡田が選手を鍛え上げていた時期でもある。野村と岡田が仲が悪いと言う噂が結構流れてたけどな。ただ、今の阪神の生え抜き主力は暗黒時代を生き抜いた主力と岡田や野村が鍛え上げた選手ばかりなのだ。それ以外の補強を星野監督がしたわけである。
 星野監督なら、今の巨人を立て直すことが可能ではないかと思う。それは阪神に来た後の1年で、何が必要で何が不必要かを見極め、補強して優勝に導いたことで実証されている。
 だが、巨人の選手の余剰戦力は軒並みトレードに出されてしまうのではないかと思う。江藤、元木あたりはその筆頭だろう。阿部あたりはコンバートされるかもしれない。さらに、ローズを首にしてライオンズのカブレラを取ると言う話もあるようだが、星野監督になると撮らない可能性もある。まあ取ると思うが。
 さて、巨人嫌いを公言している星野監督だが、まあ、彼は元々2枚舌な部分があるので、なんだかんだと理由をつけて巨人に入りそうな気がする。二枚舌と言うより、昔言ったことを忘れてるだけのような気がするが。
 で、その理由として面白い記事を見つけた。
http://blog.livedoor.jp/kotanitakashi/tb.cgi/21696295
 思わず、そんな発表があったのかと思うくらいの内容である。これなら確かにありえる。