天王山

　今日から中日VS阪神、首位決戦2連戦。
　多分、今年のペナントで最重要の試合となることは間違いない。
　現在、中日と阪神は3ゲーム差。
　ただし、残り試合で中日の方が4試合多い。他の球団は消化試合モードに入っているため、来期を見越した若手起用が多い。そうなると俄然今の中日を止めれる球団は阪神以外にいない。このため、この4試合を中日が全部勝つと言う前提で考えると実質のゲーム差は1ゲームしかないに等しい。そこで、阪神は最低1勝1敗でこの連戦を潜り抜ける必要があるのだが、もう一つ、中日有利な点は、直接試合が残り5試合もあると言うところにある。
　ゲーム差が実質1なので、2勝3敗だと互角になってしまう。阪神としては残り5つの直接対決を勝ち越す必要があるのだ。
　この直接対決の多さは中日の狙う逆転優勝において重要なファクターではあるが同時に諸刃の剣でもある。阪神が、この直接対決を勝ち星先行で抜ければ俄然阪神が有利になるわけだ。
　そういう意味をこめても、今日、明日の2連戦は阪神にとって最重要の試合と言って良い。無論中日としてもそうだろう。連勝すればマジックが点灯するが、マジックの数は17個。実際それほど少ない数字ではないので重要な事柄ではない。大事なのは今日、明日を勝つことなのである。ドキドキするがめちゃくちゃ燃えて来た。こんなに野球が楽しいのは久しぶりのこと。阪神が優勝した2年前でもここまで野球を面白く思えたことは無い。やはり、優勝争いが激化する方が野球は面白い。ついでに、ガンバ大阪がJリーグで首位に立った。サッカーはあまり興味ないし、詳しくも無いが、それでもJリーグ発足時からある関西球団が勝つのは嬉しい。ヴィッセル神戸とかセレッソ大阪とかがあるが、やっぱりJ発足時からあるガンバを心情的には応援してたわけである。阪神とガンバ大阪のダブル関西優勝を目指してもらいたいものだ。