テイルズオブジアビス 続き

 結構プレイした。15時間くらいかな。
 主人公が髪の毛切った後くらい。すっげえネタバレだが、主人公の髪形が変わるのはOP見てればわかるからまあ言いか。アッシュが仲間になるのもステータス画面見てたらわかるし。そういうとこ配慮しろよ。
 基本はテイルズ。まあシンフォニアとほぼ同じ。フリーランが出来たのが違いか。これは結構大きいかも。敵の魔法をフリーランで回避とかできるし。ただ、そうなると、ますますスターオーシャンにそっくりになってる気が…。まあスタオー3に比べて全然操作しやすいし。
 可もなく不可もなく、戦闘の動きはきびきびしててとっつきやすさが目立つ。リバースは慣れるまで動きがもっさりしてる気がするし、レジェンディアは当たり判定が不明すぎたりポリゴンがプレステ並にしょぼかったりと、慣れるまでの時間が必要だったが、今回は導入に関しては非常に良い感じ。
 後はストーリー。
 思った以上にしっかりと描いている。とにかく、言葉足らず名部分が少ない。非常に懇切丁寧。まあそれはイコール台詞が長いと言うことなのだが。だが、レジェンディアみたいに完全に置いてけぼりなのよりはよっぽどマシ。
 中盤は鬱展開。シンフォニアのように、ヒロインが命を捨てようと言う感じの鬱展開ではなく、人間関係の鬱展開なのでほんとにみててイライラする。それを払拭するどんでん返しが舞っていると信じたい。エウレカセブンの26話のようなどっかんと来る跳ね返りが。
 鬱展開なのだが、そこに至るまでが非常に自然に進むので違和感は無い。ストーリー的にもまとまってる。毎回こうだといいのに。
 お使いなのは予想してたし、新しい目的の為にダンジョン挟むのも予定通りなので不満は無い。テイルズとはこういうゲームだと思っていればさほど不満は無いはずだ。
 しかし、今回は主人公がアレだったせいもあるだろうが、周りの人間が言うことがきつい。ヒロインを含めてほぼ全員が。主人公のみが悪いみたいないい方してるが、各人がきっちりその後反省してる点等、非常にフォローのしっかりとした話作りである。しっかりとしたフォローと各人の考えが厨臭くないせいで、主人公の厨っぷりが恐ろしいほど際立つつくりになってるのだが。
 まあ、中盤で十分わかるが、主人公の成長物語だろう。ダメ人間が更正して行く話と見て間違いない。そのせいかずいぶんとお説教臭い話でもある。
 今のところ好感触と言えば好感触だが。
 テイルズが好きなら受け入れられる作品でしょう。可もなく不可もなく後はキャラクターの性格と話が受け入れられるかどうかだけ。