FF4 感想
デビルサマナー出てしまったので、しばらくしないのでFF4の感想。
昔のままでした。
終わり。
というわけにも行かないか。
まず、誉めれる点から。
・出来るだけ昔に忠実に作ってある。
それくらいか。
もともと、FF4はFFでは屈指の駄作だと思ってるので評価が高くなりようも無い。
何がダメか。
戦術制の薄さ。
とにかくキャラに役割が決まっていて、他にやりようが無い。他のゲームだってそうなのだが、選択肢がたいてい存在する。同じFFでいうならFF3ならジョブチェンジとかで。FF3だってたいていジョブの役割は決まっててすることは決まってるのだが、それでも選択できる。
アクティブタイムバトルを生かせていない点。
魔法や特殊行動に待機時間が存在する点は面白い。ただ、結果的にそれらの行動は使われない。たとえば詠唱最大のメテオなんて遊び意外に使わないし。詠唱が最速のフレアや威力とMPのバランスがよく無属性で詠唱最速のバイオとかのほうがよっぽど便利。
詠唱が他の魔法の10倍の時間かかるなら、威力は10倍以上であるべきなのに威力は全体攻撃という長所はあるもののフレアにほぼ並ばれる。
結局、これといったセオリーにガチガチに固まってて面白くない。またPTが勝手に変更されるのでPT構成にプレイヤーが介入できないのも戦術制の無さに拍車をかける。
しかし、よく思うとFF11の戦闘は究極のアクティブタイムバトルなんだろうなあ。相思うとFF4を無碍に出来ない。
ストーリーの稚拙さ。
まあ、FFで稚拙じゃないストーリーのシリーズのほうが珍しい。FF11のミッションは面白いが。
しかし、実は生きていた、亡霊になって応援と、往年の熱血漫画のような展開が続く。そして、何がしたいのかよくわからないカインのあほすぎる行動。最後の告白は爆笑もの。リノアとは別の意味で笑わせてくれる。
まあ、当時はジャンプと仲良かったしなあ。FF5だって熱血展開だし。この話のどこで感動したらいいのかいまだにわからん。実は実は実はの連続で何があっても裏があるように思えてしまう話の展開はある意味見どころか。
総評:おまけはやってないのでまだ評価できないが、よほどFF4が好きじゃないとお勧めできない。なにしろ、昔のまま過ぎてこれという売りが無い。FF5とかのジョブシステムはおそらく今でも十二分に一線を張れるシステムなのだが、こちらにはそれが無い。ノスタルジー以外のものが存在しないのだ。まあ、もともとFF4の特徴は特徴が無いのが特徴と思ってたからまさにそのとおりだったというわけだが。
俺は懐古主義があって昔はよかったということが多いが、これは無くてもいいかなあ。