FinalFantasy12 ゾディアックジョブシステム

 インターナショナル版のFF12。やっぱ英語日本語両方収録しておいて欲しかったなあ。演技がイマイチだったヴァンやパンネロはともかく、バルフレアやフラン、ガブラスとかシドはやっぱ日本語版のほうがいい。あと、英語はやっぱ表現力薄いな。日本語訳と英語を見比べてると、おいおいそんな長い台詞がそんな短い英語になるんかい! とか、英語わかんなくても違和感覚える部分もちらほら。戸田奈津子とか書いてたら笑うしかないな。ロードオブリングの1作目の訳はひどかったからなあ。
 で、肝心なジョブシステム。つっても、一番最初にライセンス取得する時にジョブを選ぶというもの。ようはライセンスをそのジョブにあわせたものにするってことだな。
 さて、これ、別にFF12のシステムを進化させたわけでもなんでもない。どちらかというと、自由に育成できると言うFF12に縛りを入れただけのシステムだ。もっとも、悪いわけではない。つけたジョブによってキャラクターの個性が固定されるので、場面に合わせてメンバー入れ替えが必要になる。通常版のFF12は個人的には6人満遍なく育てるより、3人に集中したほうがよかったので、キャラクターをうまく使い分けしなければいけないという部分が追加されること、あと、誰をどのジョブにするかはプレイヤーの任意なので、方向性は強制されども結果的には自分の望んだ育成が可能であるということ。逆に欠点は育成の自由度がやはり下がる部分と、使えない武器や魔法ができることか。
 まあ、見方全員にプロテスかけるとかめんどくさすぎる。まあ、範囲にされた魔法とかもあるんだが。あと、6人全員同じジョブにしてもクリアできるようにされているとのことなので難易度は多少下がっているかもしれない。もっともHPを下げて攻撃力を上げたらしく、一概にも簡単になったとはいえない。
 まあ、のんびりやってるのだが、もう9時間経過。これ、クリアするだけで確か50時間くらいかかるんだよなあ。モブ全部やると100時間くらいかかるし、何か追加要素もあるんだよな。しばらく楽しめそうだ。
 だが、どっちをお奨めするかという話になると、俺は通常版のほうがいいかなと思う。中古はこっちのが安いし。英語がやっぱ微妙だ。ゲームそのものはどちらも同じくらい楽しいので、それ以外の要素を考えればねえ。