執念
今日、仕事が半ドンだったので、帰りにソフマップによってゲームを売って来た。
で、アルトネリコ2を売ったのだが、買ったときについてた冊子は引き取ってもらえなかった。まあ、どうでもいいし、もってかえることにした。
ところが、俺の横で物を売っていた男が、俺に話しかけてきた。
「さっき、アルトネリコ2を売ってましたよね。冊子を持っていたようですけど」
俺はそれでピンと来た。いらないならくれということなのだろう。
俺はあっさりくれてやった。別に俺にとって欲しいものじゃない。捨てるものだ。彼にとっては価値のあるものなのだろう。
それだけの出来事なのだが、まあすごい執念だと思う。
俺ならたとえ返品される現場見てても、「いらないならくれ」なんていえないし、普通の人間なら見栄でそんなことはいえない。みっともないと思うのが普通だ。
でも、彼は躊躇無く声をかけてきた。正直長時間しゃべるのも気持ち悪かったので、とっととくれてろくに会話もせずにはなれた。見た目からオタクだし。
自分もオタクだし、人のことは言えない外見してるのだが、最低限の見栄も羞恥心も持っているわけで。多分、ああいう周囲を気にしない、空気を読まない、欲望のためになりふりかまわない、そしてそれらを隠そうとしない点が、彼らのきもさなんだろう。
俺だって、1人で家にいるときは人に言えないようなキモイことしてるし、ゲームに対する情熱は時折後に冷静になった時、なんでこんなことしたんだろうと思うような時だってある。でも、基本的にそれを表には出さないんだよなあ。なんかああいう人種とは決定的に何かが違うと感じた瞬間だった。
全然関係ないんだが、トラックバックがデリヘルで埋まってるのはなんでだ???
うちは、エロサイトじゃねえよ。