三國志11

 最近はまってるゲームがこれ。もちろん、パワーアップキット仕様。というのも、オリジナルだと、クソすぎるらしい。
 どういうゲームかと言うと、ひたすら戦闘するゲームといっていい。とにかく、内政がかったるく、戦闘が面白い。
 とくに4国くらい持ってる強大な敵と戦い始めると、下手したら半年くらい戦闘し続けることになる。そうなると必ず、兵糧か兵力かが不足するのでどうしても補充しなくちゃいけなくなり・・・。兵糧が足りなくなると兵士ごと部隊が消滅しちゃうしなあ。
 とにかく、補給を滞りなく行うのが重要なゲーム。武器がないと戦えないとか、当たり前だが妙にリアル。前作の10の流れではなく、9の続編といっていいだろう。それだけに、基本がシンプルで楽しい。10は10で太閤立志伝に近いまでの自由なプレイができるようになっててアレはアレでよかったのだが。
 今回の特にいいところは、一人1個しかもてない特技の存在だろう。
 能力高い奴の副官には、特技を持たなくて能力が高いよりも、弱くても役に立つ特技を持ったものをつけてやるほうが良かったりする。このおかげで能力のみを重視しなくなる。
 トウトナだったっけな南方の武将で、唯一の特技を持っている奴とかいたり。こいつの能力がまたなかなか優秀だったりするし。
 騎兵の突撃受けたらいきなり一騎打ちになったりすることがあるのも面白い。呂布とかに突撃食らったりしたらなける。
 細かいこだわりだと、武将の顔グラだろうか。前作と比べてあからさまに書き込みがすごくなっている。また、こだわりもあり、たとえばカコウトンは両目のあるグラと片目のバージョンと2種類合ったりする。
 全体的に5や9の昔の三国志の後継者といっていいゲーム。
 残念なのは出た当時のアルゴリズムのまずさだろう。現状、それらが改善されている状況でプレイするならなかなかの良作といえるのだが。