正念場

 7月は今年の阪神にとって勝負の月だとおもっている。なんと中日との直接対決が9試合もあるためだ。で、昨日は勝利した。
 今日も勝っておきたいところ。というのも、今日勝っておけば、直接対決の残りを全部落としても抜かれることはないからだ。まあ、それ以外の試合で負けてたら抜かれるけどねえ。
 そんなわけで、今日の試合。お互いらしくない試合だったかもしれない。
 中日はエラーが目立った。特に岩田のボテボテごろをセカンドがエラーしたのは痛かっただろう。阪神にはありがたかったが。逆に、自信を持って送り込んだ江草がHRを打たれる。阪神の中継ぎはやはり疲れが見え始めている。この前のJFK崩壊もそうだろうな。もっとも、この時期になると疲れが出てくる頃だが。とはいえ、JFK他に江草、渡辺と頼りになる中継ぎ陣がいるので他チームよりははるかに頼りになる中継ぎなのだが。
 サヨナラ安打を打ったのは、今年の阪神の牽引力のひとり葛城。熾烈なレギュラー争いの中、代打で結果を残す勝負強さ。とはいえ、桧山、林と使ってもらいたい選手がたくさんいるからなあ。この時期に5番が固まってないのにこんなに打線が安定してるのが今年の阪神の強みだろう。
 落合監督が、怪我人が戻ってくればといっていたが、阪神だって怪我人は結構いる。結局は怪我を見据えた選手層を構築しなきゃペナントは勝てないんだろうな。だからこそプレーオフなどには反対なのだが・・・。
 で、巨人の上原に勝ち星が着いたそうだ。なかなか勝てなくて辛かっただろうが、勝ち星がつくときってのは案外こんなものなのかもしれない。とはいえ、巨人のエースとしては先発して自分の力で勝利をもぎ取りたいだろうが。
 6月のMVPは川上と金本。川上は調子上げてきたな。今年入ったときはちょっと今年はいまいちか?と思っていたが、ちゃんと調子を上げてくるのがエースゆえんだろう。こいつも、近いうちに大リーグとか言い出すのかなあ。
 金本はもう何も言うまい。実は、今月はラミレスかと思ってたんだけどね。