葛葉ライドウ対アバドン王

 さて、実は昨日購入したわけで。群馬ってすごいな。普通にフライング販売してたし。
 で、なんと、あのプレミア価格がついてて手が出せなかった、真・女神転生3ノクターンマニアクスの再販版である、真・女神転生3ノクターンマニアクスクロニクルエディション*1がついに発売。マニアクスのゲストキャラクターであるダンテのせいで再販できなかった*2のだろうと勝手に予測してるのだが、ダンテをライドウに変更することでようやく再販がかかった模様。
 真3じたい、前作までとはまったく関係ない話になったが、非常に良くできたゲームだっただけに、完全版といっていいマニアクスは是非やりたかったので非常にうれしいのだ。それに、なんと、このクロニクルエディションにはおまけにライドウの新作が1本丸々ついてくるのである。なんというサービス精神。
 で、おまけゲームであるくせに、このアバドン王。結構よく出来てる。仲魔が2匹まで召喚できるようになり、会話の復活など、過去の女神転生の要素を組み込みつつ、ライドウらしさはそのまま、で、マグネタイトという既に忘れ去られかけている単位を持ち出して、それをMP代わりにして魔法使い放題という新たな要素を生み出している。このMAGを以下に効率よく稼ぎつつ技を連打するかが今作のミソ。真3以降の女神転生関連シリーズは弱点をつくことでもう一回攻撃というパターンだったが、ライドウでは、弱点を突くことによってMPが回復し、ガンガン魔法を使っていこうというものになっている。相変わらず、この辺の新しいギミックを考えて積極的に導入するアトラスの精神は見習いたい。ペルソナ4は3の正当進化だったが、今回は前作を踏まえつつ新たな要素と旧シリーズの要素を上手く加え、女神転生らしさを残しつつ新たなものを作ろうという試みが見える。つうか、序盤からシナリオそっちのけで悪魔育てるのにはまるんだから、面白いに決まってるじゃないか。
 おまけとおもって油断したぜ。こりゃしばらく楽しめそうだが、実は来週は今月の大本命であるサンダーフォース6が出るんだよなあ。これに乗じてPS版でいいからサンダーフォース5も再販かけてほしいのだが。もしくはサンダーフォース4も移植してもらいたいのだが。

 で、今回独特なのが悪魔との会話。仲魔も会話に加わったりするのだが、因縁のある悪魔が接触すると特殊会話が発生する模様。最も現時点ではピクシーとタムリンの会話しかしてない。

 悪魔マメ知識
 タムリン:女神転生で知った人は、クーフーリンの色違い、下位互換と認識してるケースが多いと思うが、実はまったく関係ない人物。まあ、セタンタとクーフーリンが同時に存在したりもすることもあるゲームだしなあ。
 で、このタムリン。妖精にとある森に誘われて、そこに来る女を片っ端から処女を奪うという行為をやらされる(?)という美味しい役どころをもらった人(騎士らしい)実は悪魔じゃなかったりする。で、何年か処女狩りしてるんだが、妖精にいけにえにされそうになるけれど、彼に処女を奪われた王女だか女王だかにハロウィンに助けられて人間に戻るとかそんな話の人。何て美味しい役どころなんだ。今すぐ俺と変われ。
 なので、ピクシー(妖精)と因縁があるわけで、ええ、接触すると特殊会話の果てにいきなり交渉が決裂します。なんてこった。
 でも、この試みは面白いと思う。今まで因縁のある悪魔と接触してもなんもなかったしね。まあ、このとき俺はタムリンとピクシーを召喚してたんだがな^^。仲間内で喧嘩しないのはちょい残念か。

*1:名前長すぎ

*2:実は1回だけ再販してるらしい