国外退去

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090312-00000005-jct-soci
 さて、今日、フィリピン人不法滞在家族の両親強制退去が決定したわけだが、朝日をはじめ左巻きの新聞は軒並み批判。ついでにネットたたきも始めたようだ。まあ、マスコミとネット世論犬猿の仲だからな。犬猿の仲というより、マスコミが一方的にネットを敵視して、ネット側はそんなマスコミを馬鹿にしているというのが正しい構図だが。
 で、この一家を後押ししている弁護士渡辺彰悟は、「一部の人たちに外国人排除の発想があるのではないですか。日本では、いろんな要素を見て相対的に判断する土壌がまだ育っていない、と感じています」
 とのこと。
 子供がかわいそうだから認めろの一点張りしかしてない人間が、いろんな要素を見て相対的にとか、外国人排除の発想とか、たったこれだけの文章に突っ込みどころが2箇所もあるなんて、ボケの達人としか言いようがない。
 とくに、ネットからの批判に対し、外国人排除の発想とか言ってるが、ネットは別に外国人に出て行けといっているわけじゃないんだが。この人、批判や自分のブログに書かれたコメントちゃんと読んだのか?
 ネットというか2チャンは、「偽造パスポートで密入国し不法滞在を続けている犯罪者を法にのっとって処罰しろ」と言ってるわけだ。密入国不法滞在に関しては国内で禁固刑じゃなく、強制退去強制送還が一般的だから、それを行えって言ってるんだけど。まあ、この人はそんなことわかってていってるんだろうけどな。そうじゃなきゃ弁護士なんてやってらんないだろうし。
 本来なら、日本国民じゃない子供も送り返して当然なのだが、温情で残っていいよと譲歩しているのに、何が不満なんだか。子供と親が別れるのがいやなら一緒にフィリピンに帰れよ。それともフィリピンじゃ不幸になるってのか? そもそも親が自分の立場の危うさをかんがみて、子供に母国語教えておくのが当然だろうが。日本語しかしゃべれないからとか、居直りじゃねえか。まあ、ぶっちゃけていえば、全部両親が悪いんだけどなあ。この場合。パスポート偽造、密入国、不法滞在という犯罪を3つも犯しつつ、さらに自分らがつかまった場合のこと考えずに子供に母国語を教えてな… ああ、そうか。子供に母国語教えてないのはつかまった時子供を盾にして日本に居座ろうとするための手段か。そう考えると、こいつら完全に保険かけてたんだなあ。その保険のあてが外れたってことかあ。それでも子供は日本に残れる、本来は5年間入国できないのを緩和してくれるかもという譲歩を引き出したんだから、向こうは万々歳だろうなあ。
 実際、こんな一家は日本にたくさんいるだろうから、1歩の譲歩もしちゃいけなかったと俺は思うんだけどねえ。前例ができればそれを利用しようとする連中が出てくるからな。次は、これを利用して血のつながってない子供を日本に残留させる不法滞在ビジネス考え出す韓国人か中国人が現れるだろうね。