戦国無双3 途中感想
すでにプレイ時間が40時間くらい。はまりすぎだろう俺。
でも、まだ12人しかクリアしてないんだが。
最初感じた、カクカク感とかはだいぶ慣れてきた。
異様に死に安い味方さえどうにかなってくれればよかったんだがなあ。とにかく、味方がすぐに死ぬ。別に敵を倒してくれる必要は無いんだが、倒されずに粘って欲しいんだよな。
ちなみに、激難あたりで味方と一緒に戦うと、どうやったら死ねるんだと思うくらいにアグレッシブに暴れまわってるんだが。こいつら俺が見てないとすぐにサボるらしい。
難易度はシリーズの中では比較的高め。ただし、難易度の高い理由が主に味方が死んでゲームオーバーというのがほとんどなのがどうかと思う。
初期キャラでも難しいで結構戦えたりする。
それもこれも影技の導入が大きい。これがあればタイマンで武将に負けることなんてほとんど無い。影技はわかりやすく言うとガンダム無双のダッシュチャージ。
作業感丸出しなのはいつものことなのでこれは言っても仕方ないだろう。だらだらとやるのが無双の楽しみ方だ。
さて、無双演技が削られたキャラが結構多い。前田利家、柴田勝家、濃姫、森欄丸(こいつは前作もだが)は軒並み無双演舞が無い。光栄は織田家になんか恨みでもあるのだろうか。
まあ、それでもこいつらは使えるだけマシ。ガラシャ、武蔵、小次郎、五右衛門はリストラされてしまった。無双演舞なしキャラがいるんだから、せめてキャラクターだけでも出して欲しかったが。
シナリオに関しては相変わらず良し悪しがある。
幸村のシナリオなんかは、1みたいな悲壮感あるシナリオに戻った。2のなぜか最後に慶次と戦って、お前強いなあ、お前こそとか言う、30年前の青春ドラマみたいな話はやっぱり幸村にはあわない。散ってこその幸村である。もっとも大阪の陣シナリオは不満があるが。難易度の高さは問題ないのだが、毛利勝永がいつもいつも秒殺されるのだけは許せん。こいつもとっととプレイヤーキャラにしてくれよ。大阪の陣の最大の立役者じゃないか。こいつがいたから幸村は家康にたどり着けたのに。
ギン千代のシナリオもなかなか良かった。ツンデレは健在である。雷神としての圧倒的な強さもそのままだが。宗茂との夫婦コンビもなかなかよかった。市、長政コンビよりこっちのほうがいい感じ。
逆にくのいちシナリオは大いに不満が。やはり彼女は1のくのいちとは完全に別人だと思ったほうがいいだろう。甲斐姫のシナリオも・・・まあ、どうでもいい。
正宗のシナリオは微妙に評価に困る。天下の枠組みにこだわらず、戦国最強DQNを卒業するという話なのだが、DQNのまま突っ走った2のほうが個人的には好きだ。
信長シナリオはいつもどおりの信長シナリオ。ただ、本能寺の後の光秀とのムービーの会話はなかなかいい感じ。ままならぬのが面白いとは全てを見通しているように見える彼にふさわしい気がする。
秀吉だが、相変わらず無双シリーズの秀吉は好きになれない。それでも2の秀吉と孫市のやりとりはすごく好きだったんだが。やはり、綺麗な面だけしか表に出てこない秀吉は秀吉じゃない。裏表あってこその秀吉だと思うんだよな。その辺は大河ドラマの秀吉も同じ。大河の毛利元就は元就の暗い部分もそれなりに描いてたのがよかったからなあ。
と、つらつらと適当な感想を書いてみた。
多少の不満はあれどなんだかんだと楽しんでプレイしてるなあ。影技の存在が面白みを増す原因だね。より爽快感が増している。まあ、ガンダム無双のシステムだけど。OROCHIシリーズとは別の爽快感があるなあ。Wiiにしてはワラワラ感もがんばってるし。もっともPS3の無双OROCHIZやX-BOX360の戦国無双2をやったあとだとグラフィックの見劣りがかなり感じるが。
猛将伝でもうちょっとミッションありきなステージが何とかなってくれればなあとは思う。