俺の屍を越えてゆけ2(仮題)

 長い間沈黙を保っていた、俺屍2の企画が始動した模様。とはいえ、まだ企画書をSCEに出す前の段階らしく、製作されるかどうかは不明。けれど、アルファシステムもかかわってるみたいなので、企画が通れば久々の桝田&アルファコンビのゲームが販売されるかもしれない。アルファは最近、ファンタシースターポータブルシリーズやら、PSP版テイルズを手がけ、持ち込まれた企画を形にするという実績を大きく残しているメーカーゆえに、期待できる。
 ツイッターでメモ帳のようにアイデアを公表しているのだが、これがなかなかのボリュームで、全部まとめるのは時間がかかりそう。この前言ってた、書きたいこととはこのことなんだけどね。

 これらのメモからわかっていることをあげると、
・基本的には完全続編。アクションゲームになったり、海外市場を狙ったつくりにはしない。
・舞台は東北、明言はされてないが、多分短命の呪いを受けるはず。数年前のメモでは一族自ら受けるみたいになっていたなあ。おそらく骨子は変わってないだろう。
・敵と味方が入れ替わる。朝廷が今度は敵。すなわち主人公たちは前作の黄川人の立場になるとおもわれる。まえまえから気になっていたのだが、落としどころはどこなんだろうな。前作は明確に朱点童子を倒すという目的があったが、今回は逃げ回る話らしいし。逃げつつ、戦力を整えてラスボスを倒すという流れになるんだろうが、さすがにラスボス天皇にはできないだろうなあ。案外安倍清明あたりかな。前作でも御前試合最強の敵として出てきたし。
・ダンジョンは前作以上に仕掛けを凝らしたものにしたいというアイデアが出ているが、さてどうなるか。前作は、仕掛け凝らしたダンジョンはめったに行かず、最終的には墓にこもりっぱなしになったしなあ。めんどくさいダンジョンほどおいしいつくりにしてくれればいいのだが。
 さて、このあたりまでは実は、数年前のアイデア時点ですでに出ているもの、ここから先は、新アイデア
・奉られた神様はちょっとだけ遺伝パラメータが上がる。神社を立派にすれば、またちょっと上がる。2では神様もレベルアップする。ということは、これを繰り返せば下位の神様であってもちょっとずつ天界の階位が上がる。
 原文ママ
 正直、これはいいアイデア。前作は最終的には氏神と昼子くらいしか交神しなくなる。男の神が弱いので、女性を交神するばあい、どうしても強力な氏神に頼るしかなかったのも原因なんだが。また初期の弱い神様といつまでもかかわれるのも楽しいものだし。
・武器に銘々出来ることプラス武器を受け継いでいく。この武器を受け継いでいくというのはちょっとわかりにくい。まあ、既存の武器のほかにオリジナル武器を作ってそれを強化していけるようになるようだ。ボスを倒すと特殊効果がついたり、世代を重ねると攻撃力が上がったりする。ただし、桝田さんらしくデメリットもあり、特殊効果をつけるときに時々呪われる。まあ、呪われた場合の救済措置も作るようだ。リスクとリターンという考えは個人的には好きなので良いアイデアなんだが、結局はリセットで逃げられたりして、前作の家出みたいな空気システムにならないことを祈る。
・キャラクターの能力をもう少し個性化したいみたいな案もあるようだ。一芸に秀でたキャラクターが出来やすくするようにしたい模様。
 ここから俺のアイデア。こんなとこに書かずにツイッターで書いたほうがいいのか? さて、一芸を秀でたキャラを作るには素質も影響するんだが、前作のシステムだと少々不備があると思う。ようは、前作は幼少期は肉体能力が上がりやすく、精神系や技は年食ってから上がりやすくなる。ようは技の素質が高いキャラは、この成長システムだと結構年食うまで成長が期待できない。で、だいたいこのゲームある程度術を覚えたら肉弾戦で何とかなってしまうわけで、大器晩成といいながら晩成はするんだけど他も強くて埋もれてしまう。
 なので、キャラクターごとに成長パターンも変えると面白いかもしれない。
 子供の頃から技が伸びやすい人、年食っても体が成長続ける人、満遍なく伸びる人、年食っても技が成長しない人など、こういった成長パターンも個性の一つだと思う。
・戦闘システムの追加。奥義の合わせと、前作、猛威を振るった陽炎重ねがけの弱体。それでも使える程度の能力は残す模様。まあ、陽炎は俺の中では封印指定の技だしなあ。奥義の合わせはバランス調整が難しいだろう。だが、合体必殺技は燃えるものだ。ただ、連弾弓がとんでもないことになってしまわないだろうか。前作でも、猛威を振るったのに。というか、これだけのために弓使いをPTに入れるくらい極悪だったのに。

 実はまだまだ追加あるのだが、また今度。俺屍2絶対出してもらいたいよなあ。