デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団

 何でいまさらと思うかもしれないが、実はずいぶん前からやろうやろうと思いつつもやってなかっただけで・・・。じゃあ何でこのタイミングでやるかというと、なんかやることがたくさんあるときほどアレもコレもやりたくならない? そんな心境。
 さて、アバドン王でずいぶんマシになったライドウシリーズだが、超力のほうは、世間の評価通りけっこうひどいというか未熟な出来で。同じアクション戦闘のテイルズとかなんかと比較するとこなれてない感じだし、デビルサマナーとして考えたら仲魔1匹しか召喚できない上に、AIがアホってどういうことよといいたくなるし。何かと中途半端なんだが、ライドウ自身の性能が壊れてるので、武器を作れるようになるとライドウ無双で何とかなることに気づく。アバドン王では仲魔が2体呼べるし、弱点も消せたりするしAIも言うほどアホじゃないから、ライドウが戦闘面で飛びぬけて強いわけじゃないが、超力兵団ではライドウ無双だったりする。さすが、戦艦と刀と拳銃だけで戦う男は何か違うわけで。
 ストーリー面で言えば、実は、アバドン王より、超力兵団のほうが好きだったりする。アバドン王が横溝正史っぽい世界観なのに対して、こちらはどちらかというと江戸川乱歩というか、昔の横山光輝って感じかなあ。かなり荒唐無稽な話でもある。そこが良かったんだが。
 まあ、当時はシステム面のできの悪さに辟易したが、いまやると、当時感じたほど悪くは思わない。何とかなってるし。
 そんなに長い話でもないし、さくっとクリアするべ。