三國志DS3

 3日続けてこの話題。まあ、こればかりやってるわけじゃないが、何か書くほどやってるゲームはこれかセイクリッド2くらいだしなあ。セイクリッド2のほうはレベル38くらいになった程度。防御系の強化とHP回復+リチャージアップのバッフつけて防御力に物を言わせて戦ってたけど、そろそろきつくなってきたあたりかなあ。
 で、三国志
 三国志で一番好きな武将はと聞かれると曹操と答える俺。
 今でこそ、普通なのかもしれないけれど、中学生くらいの時の三国志ファンの友達からはおかしいといわれてた。
 俺たちが小学生、中学生くらいの時の三国志というと、まだFCで14800円の三国志1が出たくらいの時。ちなみに当時のFC本体の値段が14800円なんだから、ソフトが同じ値段ってどういうことだよと。金が無いから友達の家でやってたなあ。
 で、あとは吉川英二の三国志NHK人形劇三国志くらいしかなかった時代。横山光輝さんの三国志はまだじゃ無かったかなあ。少なくとも俺が読んだのはもっとあとだった。当然、曹操好きだった俺からすると、横山さんの三国志曹操は若い頃イケメンでかっこいいが、官渡の戦いが見事に省かれてたのが大ショックだったのは良く覚えてる。多分、中学生くらいの時は既に漫画版三国志は終わってたと思うんだけどなあ。wikiで調べりゃいいかもしれないが、そこまでする必要もないし、どうでもいいか。
 そんなわけで、当時の三国志メディアというか現在でもそうである日本の三大三国志伝道師といっていい、吉川版三国志と横山版三国志NHK人形劇三国志を読むなり見てるなりすれば、曹操好きなんてのはありえないんだよなあ。特に小学生くらいの気質だと。俺はその辺ゲームから入ったのが幸いだったと思うわけで。そういった、その当時の世の中にはびこっていた劉備=正義、曹操=悪、呉=劉備の引き立て役というった常識をしらずに接したものだから、優秀な人が集まってちょい悪親父*1の日本で言うなら織田信長みたいなひとである曹操に俺は強く引かれていったわけで。
 ちなみに、友達は人形劇三国志から入った人間で、蜀陣営が大好きだったため、呂蒙が大嫌いだったようだ。まあ人形劇三国志呂蒙の扱いはマジでひどい。なので、その友人が「男子三日会わざるば剋目して見よ」なんて言葉を持ち出した時、思わず「でもその言葉ってモデルはお前の嫌いな呂蒙だよ」といったらマジ切れされたことがあったなあ。いちいち、そういった知識をひけらかした大学当時の俺もひねくれてるというか、今思うと黒歴史に放り込みたい恥ずかしさなんだが。余計なこといったよなあという思い出が。
 で、曹操大好きなんだが、三国志する時は曹操が使えない。理由はだいたい強くなりすぎるから。曹操は序盤シナリオでも国が1国だろうと、優秀な部下に恵まれ、ほうっておいても優秀な浪人が仕官してくるので、武将にも軍師にも困らない。そして、大都市をだいたい抑えてるので金にも困らない。周囲は弱小ばかりで来たの袁招さえ気をつけておけば、気がつきゃ大国になると、キャラクターとしてすきでもゲームとしてやってるとはなはだつまらない。
 なので、だいたい能力値80くらいの新武将三人くらい作って、曹操の近くに拠点構えさせて曹操をつぶして部下にしてしまう。特に三国志5では。
 三国志5そしてDS3では軍師が屈指の戦闘能力を持つという珍しいゲームである。なにしろ軍師は優遇されている。ただし、なるには条件が厳しい。知力が90以上で政治が80以上無いとなれない。逆に条件満たしていれば問答無用で軍師である。軍師のメリットは他の武将はスキルである陣立を使わなければ陣形変更に1ターン使ってしまうのだが、軍師はスキルに陣立がなくても陣立と同様のことが出来てしまう。そして、将軍職に就けなくても20000の兵士を持たせることが可能。この二つ。
 他の武将は将軍職につかなければ、兵士が8000しかもてない。将軍職も段階的に出生していって、大将軍とかになってようやく20000に届くゲームなのだ。そういった経験をつまさ無くてもあっさりと20000の兵士を持てる軍師はとても便利なのである。三国志5を見渡して、この軍師の条件を満たすキャラクターは大抵武力が低い。カク先生やらカクカやら、ジュンイクなんかはみんな武力低い。だから、普通はあんまり使い満ちないのだが、シュウユとか、リクソンとか*2生姜とかちがったキョウイとかは軍師とは思えない武力の高さである。まあ、シュウユは小説のせいで軍師っぽい扱いになってるが、実際はこの人は軍師ではなく将軍といったほうが正しいなあ。呉の軍師といえばどちらかというとロシュクとかなんだが、もっと正しい感想言えば、呉には軍師がいないってイメージなんだが。あえて言えばリクソンがそうか。シュウユの戦争の強さを考えれば武力90くらいあってもおかしくないんだけどね。多分方々から文句出てくるが、キョウイの武力や、名前だけのかませ犬である、文醜顔良の武力が97とか98を考えればシュウユの武力は低すぎるわけで。
 おっと話がそれた。
 まあ、三国志5では軍師はシステム上戦場で優遇されてるが、それを生かしきれる武将がなかなか居ないということ。武力60代ある諸葛亮とかジョショあたりがせいぜい限界なんだが*3
 ところが軍師の条件満たしていて武力が90近い武将が実はいるのである。
 それが曹操
 なので、こいつは君主なんかしてるより軍師してるほうがよっぽど強いのである。乱世の姦雄、治世の能臣といったところか。まあ君主のままでも十二分に強いが。
 三国志5では統率が無く武力=戦闘力というゲームなんだが、これ以後は統率力というパラメータが出来て、武力高くても統率低いキャラと表現が増えて来るんだが。まあ5では仕方ないか。
 ただ、三国志5はよく出来てるゲームで、武力が70台あれば、戦闘でまずまず活躍できる。むしろそれより、陣形とスキルのほうが重要でなのである。武力70くらいで兵力13000くらいの武将と、武力98で兵士が8000だと武力98のほうが負ける。陣形によっては一方的になぶりごろされることすらある。
 なので、弱い君主で始めても、金と兵さえうまく集められれば意外と何とかできるものなのである。
 まあ、それでも最終的には武力90以上のキャラしか戦闘に出さなくなるんだけどね・・・。

*1:当時にこんな言葉は無い

*2:だんだん漢字を探すのがめんどくさくなったのでカタカナで書く

*3:つうか、なんで孔明の武力が60もあるのかが疑問だが。カクカが30台なんだし、こいつもそれくらいかそれ以下だろうと