銀魂 新訳・紅桜編

 早速見てきた。
 会場同時に入ったのでかなり時間があり、入ってくる人を見てたのだが、客層がいまいちわからん。まあ、小学生みたいな子供はほとんど居なかった。レイトショーだったってのもあるだろうけど。カップルとかも結構いたんだよな。いかにもオタクみたいな兄ちゃんにえらいかわいい彼女ついてたりしてたし。どこで引っ掛けたんだろう。死んでしまえ。
 で、おっちゃんやおばちゃんも結構居て、っておれもおっちゃんか。いや、俺よりはるかに年配のおじさんね。40後半から50くらいの人。まあ、ファン層は一般のジャンプ漫画よりは高いんだろうけどね。
 内容は、ほぼまったく紅桜編だった。新訳もクソも無く。真選組が序盤にちょこっと出てきたってのと、漫画やアニメで紅桜編以降に明らかにされた後付設定をからめた位か。神威もほんの顔見せだけ。
 近藤さんにいたってはモザイク出しに来ただけとしか思えないぞ。
 映像は新規なんだろうが、けっこうアニメ版そのままのシーンも多く、まあこんなもんかと思いつつ見てた。紅桜編は銀魂の長編シリーズの中でもかなりギャグ要素が薄かったのでホント笑いのシーンはいつものアバン部分とエンディング後のシーンしかないと思っていい。ただし、アバン部分とエンディング後の部分は、ほんといつもの銀魂。これ褒めてるからね。
 映画でもやることにブレがない。さすが銀魂サンライズ
 ただ、DOESのバクチダンサーに乗って銀時&ヅラコンビが暴れまわるシーンはかなり迫力があってよかった。ただ、原作にあったさりげなく銀時がヅラのカバーしてるシーンがなくなっているのはちょっと残念。あのシーンは銀時の口ではなんだかんだといいながらもヅラを気にかけてることがさりげなくわかる名シーンなんだけどな。しかし、DOESと銀魂はマジで合うな。仮に再アニメ化するとしたら主題歌かエンディングのどちらかは必ずDOESにしてもらいたいわ。まあ、4期のエンディングはどれも結構良かったけどね。
 銀魂好きなら見に行って損は無い作品。映画でもいつもの銀魂を見せてくれる。
 映画第二段の嘘予告があったが、仮に映画第二段が作られるとしたら、真選組動乱編になるんだろうなあ。どっちかというと紅桜編より映画向きだと思うし。序盤は土方の徹底ギャグで後半シリアスモードというらしさが出てるし。もっともいきなり万斎出てきたりしたら意味不明だが、銀魂映画なんて見に行くのはファンしか居ないよね。銀ちゃん本人が映画でそういってるから間違いないし。
 まあ、みんな銀魂映画見に行って、再アニメ化と映画第二段を期待するのだ。