戦女神VERITA 光ルート終了

 とりあえず、1週目クリア。どうも8章までが共通ルートで、それまでの選択で終章の展開が決まるっぽい。
 光ルートは、完全に続編無視の展開になる。
 なにしろアビルースがこの時点でくたばるし、ルナ=クリアは生きてるし、エクリアはセリカの使途ではなくなってしまう。もっともラプシィアの存在だけは残っているが。このままだと2はともかく1はまったく影も形もなくなってしまうだろう。
 エンディング見てたらレヴィアが実は出てくることに気がついた。多分、光ルート以外で出てくるんだろうな。
 しかし、ラスボスには驚いた。
 アラケールだろうなとおもってたんだが、それを一歩突き抜けたラスボスが出てくるとは。
 しかし、セリカについてこれるリウイに違和感を覚える。幻燐2では全員かなり育ててもセリカに一蹴されるくらいの強さしかなかったのにな。
 ラスボスのエクリア自身もセリカの前にはぼっこぼこだったからなあ。
 とはいえ、リウイが魔神をソロでぼこぼこ倒していく展開はやはり違和感を覚えざるを得ない。人間レベルで比較したら強いが、魔神や神格位の世界に突入するとそれなりか低いレベルというのが幻燐2でもっていたイメージだからなあ。
 セリカは魔神を少人数でボッコボコにしても違和感無いんだが。
 一番違和感覚えたのは一応のラスボスのプレイアデスだろうけど。マーズテリアの神力が注ぎ込まれたとはいえ強すぎるだろうと。
 Zeroじゃマクルの信者全員いけにえにささげてバリハルトの神力を注ぎ込んでもセリカにボッコボコにされたのに、こいつはいけにえも何もささげてないのにこの強さ。マーズテリアとバリハルトって神の格としてはほぼ同格じゃなかったのかなあ。
 まあ、このゲームの世界設定の強さなんて話ごとに違うから当てにも何にもならんが。いい加減、ある程度統一して欲しいとは思うけどなあ。
 Zeroと1,2を繋ぐ話ということで、少し消化不良気味の終わり方なのは仕方ないと思う。少し話が短めなのも仕方ないだろう。そのかわりのマルチエンディングだし。しかし、今回は比較的鬱展開が少なかったな。多分、光ルートだったせいだろうが。Zeroの序盤はシリーズ屈指の鬱展開だし、2は寝取られ有りだったりとなかなか重い展開が多いシリーズなのだが。
 ゲームとしては非常にこなれた安定感。だいぶ操作もしやすくなったし。それでも終章で一気に仲間が増えたとき、仲間を選択するのがめんどくさかったが。やはり戦闘メンバーに選んでる人間を優先的にソートしてくれるようにしてくれればなあ。
 あと、終章になって一気に仲間が増えるが、それまでは比較的少人数PTが続くのもなあ。なので、気分的にずっと序盤って感じがしてた。シナリオ面でのアンバランスさが相変わらずの課題か。
 全シリーズを通して、ゲーム面でもグラフィック面でもシステム面でも進化してるし、もともと魅力たっぷりな世界感とキャラクターもそろっている。このメーカーが一流になりきれないのはやはりシナリオ面の弱さだと思う。せっかくの魅力を毎回生かしきれてない。なので毎回後一歩というイメージが付きまとう。やはりシリーズ最高傑作は戦女神2だが、これもやはり疑問に感じる展開は多い。
 もうちょっといいシナリオライターを育てるべきだろうなあ。
 で、途中で一緒に居た、コアって少年が、2のコア=プレイアデスだということにかなり終盤で気がついた。正史ルートはどういうてんかいになるんだろうなあ。