幻想水滸伝1&2

 DL版購入。買った理由は、ワイド画面対応だったから。
 というのもPSやSSなどのゲームの移植がPSPにあるが、どれもが大抵、昔の画面サイズのままベタ移植だったり。デビルサマナーはひどかった。それに比べてちゃんと画面対応させるだけでも誠意ある移植といえないだろうか。そのほかは基本ベタ移植らしいし。ただ、1はSS版なのかPS版なのかはちょっときになる。
 幻想水滸伝1&2はきっとお勧め。
 というのも、幻想水滸伝はぶっちゃけていえば1と2だけやっていればいいからだ。1はシリーズの最初にしては完成度が高くかなりの良作。2にいたっては、幻想シリーズから離れてRPG全体で見ても、屈指の名作といっていい出来だからだ。3は屈指の迷作、4は屈指の迷子(主に海で)と言ったところだろうか。5は個人的には嫌いじゃないが、褒めるほどのものでもない。
 なので、幻想水滸伝をやったことがない人は、この1&2を買って、そしてシリーズからおさらばするのがお勧めのコース。
 このゲームの問題点はPSPに向いてないこと。理由として、攻略本、もしくは攻略サイトが必須だからだ。108人そろえないとバッドエンドになってしまう。2は特にバッドエンドだ。もっとも2は108人そろえるとかわりに不幸になる人が居たような気がする。不幸になるというか、108星そろわないエンディングでの扱いがいいというか。おぼろげながらそんな感じだったはず。2はシステム的には完成して、シナリオの完成度が抜群に高く、音楽も良いという、比の打ち所がないといっていいだろう。1あっての2でもあるので、このカップリングはまさに正解。そして何度も言うが、3以降は無いものとして、ここで終わるのが吉だろう。