押尾学公判

 テレビ見てて思ったんだが、相手の女の両親がいかにもお涙頂戴みたいな話を証言台でしたもよう。二度とおっかあと呼んでもらえないのが悲しいとかいう内容だったかな。
 まあ、両親としては偽りない本音だと思うんだが、自分の娘も犯罪者だということを失念してないか? 何もかもすべてを押尾に押し付けて悪人に仕立てようとしてないか?
 これまでの証言とかから、押尾学が、麻薬ばれるのをビビッて救急車呼ばなかったんだろうとは思う。でも救急車呼んでても助かったかどうかはわからんし、押尾学の気持ちもわからんでもない。俺が彼と同じ立場だったら同じことしたかもしれないしな。
 この事件、押尾学は確かに薬中だっただろうし、見捨てたのも事実だろうが、何もかもを彼が悪いってことにしてるマスコミも被害者女性の両親もみてて胸糞悪くなる。俺からすれば、どっちも見苦しいんだよな。
 押尾学からは、悪人というより、小心者の小人にしかみえない。麻薬におぼれSEXにおぼれ夢は語るものの実現せず、その目の前に自分を破滅する現実が起きて、それを恐れてビビる小人。それが押尾学なんだと思う。だからといって彼が無罪とは思わない。けど、すべてを彼の責任に押し付けてしまうのもどうかなあと。だって、死んだ女性、押尾に麻薬をもらったのか、そうじゃないのかは別として、押尾と何度か麻薬SEXしてたんだろ? 俺からすれば、どっちもどっちだとはおもうよ。