タクティクスオウガ ロウルート終了
本日クリア。
大筋にはあまり変更入ってないので、そんな時間かかるゲームじゃないよね…。
46時間かかってた。
時間を忘れてクリアまでやったゲームってのは久々。しかも携帯機ゲームクリアできない病にかかってる俺だからPSPのゲームだと思うとなおさらだ。
やっぱタクティクスオウガは名作だわ。
あちこちで神リメイクといわれているが、ホントにそうだと思う。
一番近いイメージで言えば、ロマサガ1とミンストとの関係に近いだろう。あれと同じくストーリー以外は見た目似ててもまったく別ゲーだと思うほうがよい。
それが気に入らなかった人も当然いるだろう。それはそれでいいとおもう。発売日直後だったかな、おとなり日記見たら、今回のリメイクはクソだ。すぐに売るとか、回りはもうやってないとか書いてた人がいたけど、それも仕方ないかもしれない。オリジナルの、めんどくさい部分を愛している人がいてもいいのだ。
ゲームの難易度が下がったかというと実はそんなことはなく、結構歯ごたえがある内容。トレーニングでレベル50キャラつくってみんなで石をぶつけて苛め抜くとSMパワーでレベルアップするとかそういうことができなくなっているので、きっちりレベル上げしなきゃいけない。シナリオ面でもこっちの平均レベルに合わせた強さに敵は設定されるみたいなので、終盤はやはり苦戦する。
ラスボスは特に強く、うちの場合、昨日アップしたデニム以外ではラスボス戦は壁にしかならなかった。というか壁にもならなかった。ばたばた死ぬのでどうせ、デニムとかろうじてラヴィニスと育てていたドラゴンだけがラスボスに二桁以上のダメージを与えれなかったのでほかの連中は全員退避させたりした。
デニムが唯一70以上のダメージを出せたのだが、デニムはデニムで、昨日のせた写真よりパワーアップしていてそれなのだ。昨日のデニムではラスボスにダメージ与えられない。まあ、レベル補正があるので、実際はダメージ通ったと思うが。
もっとも、ラスボスは2連続バトル。というかお約束の変身パターンなのだが、変身前のほうが苦戦した。
まだクリアしてない人のために詳しくは言わないが、敵は己自身と言っておこう。
エンディングを最後まで見ると、to be continueと表示。やはり続編期待してよさそうだ。それでなくても最近のスクウェアにしては珍しく結構売れたしね。出だしだけなら、FFTのPSP版より売れたみたいだし、売り上げ数にDL版は含まれていないしなあ。最終的には30万くらいは売れるだろう。そうなると続編の目があるよね。
まあ、昔のスクウェアは100万本売れなかったらヒットじゃねーよ。続編出す資格ないよねって80万から90万あたりの売り上げだったゼノギアスに言っちゃった痛い過去があるんだけどな。
今のスクウェアにミリオン売る力なんてどこにもないのにね。FF13の体たらくと14の悪評を考えたら、FF15はマジでミリオン割れありえるのに。
以下強烈なネタばれ。オリジナルにもない要素なので、一応隠しておく。
新規仲間としてオズマ…。
彼女が仲間になるとか誰が予想できようか。
仲間にできないと彼女には悲惨な末路が。もう一人のランスロットって所かね。
しかし、Lルートの優遇されっぷりは異常だなあ。ヴァイスと唯一仲直りできるし、ホワイトナイトも二人そろう、アロセールもLルートで仲間にできるようになったし、新キャララヴィニスもLルート限定。
4姉妹そろわない点と虐殺に加担しなきゃいけない心理的なものをのぞけば一番優遇されてるルートだと思う。
もっとも、人間として葛藤して一番成長するルートもLルートだと思うんだよなあ。Cルートだとどっちかっていうと、青臭いこと言ってたら逃亡犯にされて気がつけば革命軍のリーダーとかわけわかめな展開だし。
Lルートだと、デニムが組織内でその力を強化していく過程がきっちり描かれるしね。まあ、確かに普通のゲームの主人公にはありえない選択肢の連続だけど。
マッチポンプするために虐殺に加担→全責任を自分を取り立てくれたロンウェー伯爵に押し付けて暗殺→暗殺を自分の上官にあたるレオナールのせいにする。まあ、レオナールの部分は能動的ではなく結果的な話だけど、それ以外は自分で選択してるしね。
そして最強のロードになるために、姉を見殺しにすると…。完璧だな。