ゲームランキング2010

 おそらく、今年最後の更新。
 まあ、明日あたり知らん顔して更新してるかもしれんが。
 
 とっととベスト3発表。


 3位 モンスターハンターポータブル
 なんだかんだと、今年一番プレイしているゲーム。1ヶ月で100時間プレイしてるもんなあ。さすがに飽きてきたが、PS3が帰ってきてオンラインができるようになれば再燃しそうだ。ただ、PS3が壊れたことで、ソロも久々に楽しめた。でも、ボリュームもうチョイほしかったかなあ。やっぱ最初からG級まで入れてほしかったわ。という物足りなさでこの順位。

 2位 タクティクスオウガ
 懐かしさと、続編への期待、別物といっていいシステムになったのにタクティクスオウガだなと思わせるシステムと、非常に完成度の高いリメイク。システムが変わっているので、旧作もなくていい存在ではなく、PSP版が出る少し前にバーチャルコンソールで配信しているのは抜け目がないといえるだろう。追加要素も多く、過去に戻れるシステムでLNCルート余すことなく堪能できる。スクリーンショット機能などぜひ他のゲームにもつけてほしい機能など、かゆいところに手が届きすぎている。
 リメイクの出来、完成度どれをつけても今年No1のゲームといってよく、1位の作品と甲乙つけがたかったのだが、やはり、リメイク作品という点で1位を譲ることにした。

 1位 ゼノブレイド
 シームレスフィールドのRPGの決定版。まあ、比較対象が、FF12白騎士物語くらいしかないけど。あと、シームレスではないけど、似たようなゲームとしてFF13が比較対象となるか。路線的にはFF13ゼノブレイドはベクトルが似てるんだよね。もっとも完成度は天と地ほどの差があるが。文句いいたい部分も実は似ていたりして、なんでここまで差がついたのかと。まあ、売り上げではゼノブレイドが完全に負けてるけどね。
 特徴はFF11の戦闘をオフラインにほぼ完全に落とし込んだといっていいシームレスバトルだろう。他のゲームではあまりない戦闘を体験できる。白騎士物語も似たような路線だったはずだが、味方があほ過ぎて、この手の戦闘の醍醐味を味わえなかったんだよな。その辺、後発ゆえに理解しているのか、味方を非常に賢くしている。味方と連携して戦っている感じが非常に手ごたえとして感じられる。
 話は一本道のロードムービー型のRPGFF10FF13と同じ形式といっていいのだが、移動するフィールドがあほほど広い、その間に発生するサブクエストがこれまたあほほど多い。クエストやったりフィールド探索している間に2時間3時間は当たり前のように流れていく。フィールドには太刀打ちできないような強敵が歩いていたりもするので逃げ回ったり、だからといって、死んでもペナルティはないのでどんどん奥地へ足を踏み入れることが可能。FF12も同様のつくりなのだが、あっちは世界探索とモブ退治に重点を置いてシナリオは比較的おざなりだったのに対して、こちらはシナリオも比較的しっかりと作りこんである。手抜きしている部分をまるで感じないのは良い点といえよう。逆にこれでもかこれでもかと作りこんでいるのでそれをすべて追って行くと100時間あっても足りないと思われる。
 モノリスソフトはそもそも、もっとも有名なゼノサーガシリーズ以外のゲームはどれも定評がある。売れてないけど。特に任天堂が絡んだ場合は強い。バテンカイトスにしろ、このゲームにしろである。
 残念なのはソニーモノリスソフトのようなメーカーを囲い込めなかったことだろう。このゲームがPS3などのHDゲーム機で出なかったことが残念でならない。戦闘メンバーが3人なのもWiiの能力の限界とか影響しているんじゃないかと思うし。このシステムなら控えなしの全員参加でも出来るだろうしなあ。3人PTだとボスになると回復役で一人がカルナ固定になってしまうのが残念すぎる。せっかくの役割分担システムも幅が狭まってしまうのである。せめて4人PTならば…。
 Wiiではとてもやり応えのあるRPGWiiRPGがないと思っている人はぜひ手にとってやってほしいゲーム。
 いや、Wiiに限らず、ここまでやり応えがあるRPGはほとんどない。
 これぞ、5年に一度の名作といっても過言ではない。

 んじゃ、今年はここまで。良いお年を〜。